【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす⑨】50代でも体つきは変わる! 習慣は変えられる! 3カ月のタンパク質増し増し食と骨盤底筋意識で、筋肉が増えメリハリ体型に!
一般的に40代、50代は女性ホルモンが大幅に減少するのに伴い、筋肉量が低下していく時期。読者代表の安川香織さんはその中でも、なかなか筋肉が増えないタイプのようだ。それに立ち向かうべく、管理栄養士の麻生れいみさん、ボディワークプロデューサーkyoさんのサポートで3カ月チャレンジ。いよいよ結果をレポートしよう。
タンパク質が食べられない問題も、3カ月でじわじわ解消!
年齢からすると体重、体脂肪、筋肉量も少なめ。全体的にスリムな印象の安川さん。むしろ、太ももやふくらはぎの細さは、50代以降に起こりがちなサルコペニア(加齢による筋肉の減少)を予感させてしまう。 食生活はもちろん筋肉のつきやすい姿勢や生活習慣を学び、メリハリボディを目指した筋活期間だった。 まず先に3カ月の成果、ビフォーアフターを見てみよう。
ビフォーアフターを比較すると、特に増やしたい大きな筋肉=太ももやお尻まわりは増え、キュッと締まってほしい部分は締まり…、まさにメリハリ感が出てきた! 同じ体積なら筋肉は脂肪よりも重いので、筋肉が増えて体重が増える、が正しい変化だ。 スタート時、管理栄養士の麻生れいみさんから、食事からとるタンパク質が圧倒的に足りていないことを指摘された安川さん。 「タンパク質は1日に60g(肉・魚でいうと300g)以上。運動するときはその前後にも間食でタンパク質をプラス」というミッションは、なかなかハードルが高いものだった。 長年、肉・魚をメインに食べてこなかった人は急には食べられない。タンパク質を消化しにくい体質になっているという問題もある。 最初は胸焼けしたり胃がもたれるなど心配された安川さんも、あれこれ工夫していくうちに徐々に十分なタンパク質をとれるようになっていった。 タンパク質増量のため、麻生さんからのアドバイスを元に安川さんが気をつけたのは次の4つ。 ●消化をよくするために、とにかくよく嚙む(ひと口30回) ●お肉は塊でなくひき肉などを使用。卵もスクランブルエッグやオムレツで食べやすく ●肉・魚が難しければ、大豆製品やプロテインなどでタンパク質補給 ●1日のタンパク質量が足りないと思ったら、その日のうちにプラス
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