仕事をクビになりましたが、再就職先が見つからず生活が苦しいです。すぐに「生活保護」を受けたほうがいいのでしょうか?
生活保護
上記の支援だけでは不足するなど、本当に行き詰まった状況であれば、生活保護を受けるというのも致し方ないでしょう。 生活保護は、困窮する方に対し必要な保護を行って、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長することを目的とした制度です。生活保護を受けることで、仕事をクビになり長期間再就職先が見つからない状態が続いたとしても、生活を維持し、立て直すことが可能です。 なお生活保護は、収入があったとしても、それが最低限度の生活の維持に必要な金額未満である場合は、その差額が支給されます。支給額は地域や家族構成により異なりますが、参考までに、3人世帯(33歳、29歳、4歳)で住所地が東京都区部等であれば、16万4860円の支給となります。 生活保護は、住所地を所管する福祉事務所が相談を受け付けています。詳細については、福祉事務所へ相談してください。
まとめ
仕事をクビになって再就職先が見つからない状態であっても、国などが運営している制度を頼ることで、支援金などを受け、生活を再建していくことができます。 生活が苦しいと、一人あるいは家族間で悩んでいても、解決が難しい場合があります。本当に生活で悩んでいるのであれば「自己責任」と思い込むのではなく、まずは諸制度について調べてみて、気になるものがあれば直接、制度の運営先へ問い合わせてみることをおすすめします。 出典 厚生労働省 求職者支援制度のご案内 内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン 生活にお困りで一時的に資金が必要な方へ「生活福祉資金貸付制度」があります。 厚生労働省 生活保護制度 厚生労働省 「生活保護制度」に関するQ&A 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部