【バレー】埼玉上尾・岩澤実育「昨シーズンより良い結果を出せ、そこにしっかり自分で貢献できたというのが凄い嬉しい」 インタビュー
3月2日に高崎アリーナ(群馬県)で行われたバレーボールV1女子3位決定戦、埼玉上尾vsトヨタ車体後の埼玉上尾岩澤実育選手のインタビューをお届けする。 岩澤選手は東京都出身、下北沢成徳高校より埼玉上尾に2017/18シーズンに内定選手として入団。今シーズンはリリーフサーバー→レシーバーとして年間通して活躍をした。
岩澤実育選手(埼玉上尾)
――初めて3位決定戦に出場し勝利をしたことについて。(2019/20シーズン埼玉上尾は3位になったが、その時岩澤選手はベンチ外だった) 岩澤:優勝できなかったのは悔しいですけれど、昨シーズンより良い結果を出せましたし、そこにしっかり自分で貢献できたというのが凄い嬉しいです。 ――今シーズンはリベロではなくレシーバーという形でシーズン通して安定してチームに貢献したと思うが振り返って見て。 岩澤:私もリリーフレシーバーになって結構経つんですけど、その中で今シーズンは自分が入った時によりブレイクしたり、いい流れをチームに持ってこれるようにというのを意識してやっていました。 それが試合を重ねる毎にうまくできるようになってきたのかなと思うので良かったです。 ――岩澤選手と佐々木(海空)選手でいつもベンチで応援している姿が見えるが、ホームゲームででもなくてもやってるような感じか? 岩澤:チーム全体的にそういう失点した時も得点した時も上げ下げがないようというのを意識しています。 だからこそ失点したとき時に自分たちが盛り上げらればいいなと思って応援しています。 ファンの皆さんも応援が楽しいとかって言ってくれるので嬉しいです。 ――ファイナル6のデンソー戦でファンの皆さんが「上尾!!」と応援していたのを見て。 岩澤:自分たちがやるのに続いてファンの皆さんもやってくれたので、こちらもやりがいがあります。 答えてくれるとこっちもさらに答えたいたいと思えるので助けられました。 ――地元の駅でチラシ配りなど活動をしていたが。 岩澤:チラシを配っていて「凄い応援してます」とか「頑張ってください」と声かけてくれる人が多かったです。 知ってくれてる人もいるし、逆に知らない人も「何のチームなんですか?」 とかって聞いて「頑張ってね。」と言ってくれるので勇気をもらいました。 ――VCupに向けて今度はリベロでも出場があると思うが。(インタビューの後、今シーズンリベロを務めていた山岸あかね主将が日本代表に選出) 岩澤:VCupでは自分たちがやりたいことをいろいろ挑戦したいと思っています。 失敗を恐れずいろんなことに挑戦して短い期間(1ヶ月)ですけど、リベロとして成長できたらいいなと思います。
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