【陸上】田澤廉が日本選手権10000m欠場を発表「コンディション不良のため」初五輪への道険し
日本陸連は、5月3日に行われる第108回日本選手権10000mにおいて、男子の田澤廉(トヨタ自動車)がコンディション不良のため欠場すると発表した。 日本選手権1万m最終エントリー発表 廣中璃梨佳や羽生拓矢、長嶋幸宝が外れ欠場 新たに前田和摩が登録 田澤は駒大在学中に、22年オレゴン世界選手権に出場。社会人1年目の昨年はアジア選手権を制すると、23年ブダペスト世界選手権にも出場している。12月に行われた前回大会は27分22秒31の自己新(日本歴代4位)で4位に入っていた。今季はコンディションが整わず、3月のThe TENへの出場も見送っていた。 パリ五輪の出場資格を得るためには、参加標準記録(27分00秒00)の突破か、ワールドランキング(Road to Paris)でターゲットナンバー(27)に入る必要がある。今日時点で、田澤はターゲットナンバー内の26位にランクインしている。海外勢の動向や、5月3日の日本選手権を含めて今後のレース次第では、そのまま出場資格を得る可能性も残されている。
月陸編集部