【バレー】日本代表に選出! 埼玉上尾・山中宏予「ブロックは自分の持ち味。今季は自分の色でプレーができた」 V1女子
3月2日に高崎アリーナ(群馬県)で行われたバレーボールV1女子3位決定戦から埼玉上尾メディックスのミドルブロッカー・山中宏予選手のインタビューをお届けする。 埼玉上尾メディックスはこの試合でトヨタ車体クインシーズを下し、シーズン3位に輝いた。 また、山中宏予選手は3月5日に発表された2024年度の日本女子代表に選出された。 ――今シーズンを振り返ってどのような感想? 山中:今シーズンは全試合に出場させていただきました。山と谷というか、プレーに波があったので、そこは良い勉強になったと考えています。自分自身が成長できたリーグだったと思っています。 ――ブロックランキングで2位になりましたね。 山中:うーん、ちょっと悔しいですね。途中ジャジャ(サンティアゴ・アライジャダフニ/JTマーヴェラス。今季ブロック賞。昨シーズンまで埼玉上尾に所属)に追いつけそうな時もあったのですが(笑) でも、ブロックは自分の持ち味としてやってきたので全体で2位になったことは嬉しく思います。 ――そのジャジャ選手の後を引き継ぐような形でミドルのレギュラーポジションを任されました。そのことについては? 山中:最初はジャジャの代わりにはなれないかなって思っていました。だから自分ができることをやろうと思って。 シーズン当初はすごく緊張もしたのですが、周りも「自分ができることをしっかりやればいい」とサポートしてくれました。 自分の色でプレーして、ジャジャの代わりにもなれたのかなと思います。 ――2年目で素晴らしい成績を残したと思いますが、山あり谷ありだったと。谷の部分とは? 山中:シーズンの途中でスパイクが全然決まらなくなったり。まだまだなんだなってちょっとへこんだりもしました。 でも今日はリーグ最終戦でしたけれども、そこを乗り越えることができたと感じています。今後はもっと安定感を出せるように頑張りたいです。 ――3位というチーム成績については? 山中:優勝したかったなって…本当にそう思っています。決勝の場にいたかった。 でも、この場所(3位決定戦)でプレーできたことはすごく良かったですし、嬉しいという感情が半分、悔しさの感情が半分です。 ――代表に向けての意識は? 山中:まだまだ足りない部分が多くあると思います。代表にふさわしい存在になれるようにプレーだけでなく人としても成長できたらと思っています。