【バレー】デンソー・山下晴奈「今日は特にスパイクが打て、集大成としてやれたのは良かった」インタビュー
3月2日に高崎アリーナ(群馬県)で行われたバレーボールV1女子5位決定戦、久光vsデンソー後のデンソー山下晴奈選手のインタビューをお届けする。 山下選手は福井県出身。東海大学時代は2021,2022年の全日本インカレ連覇のメンバーとして活躍。 ルーキーシーズンとなった今シーズンはシーズン当初からアウトサイドヒッターとして先発出場。 大学時代はレセプション(サーブレシーブ)をするセッター対角(ライト)でプレーをしていたのでポジションが変わったがシーズンを通して活躍をした。
山下晴奈選手(デンソー)
――今日の試合について。 山下:このメンバーで戦える最後の試合だったので、個人的にもチームとしても後悔なく終われるようにというところは一番に思って全員で戦いました。 ――勝利をしたことについて。 山下:今シーズンは久光さんに勝てていなかったので、自分たちは向かっていかないといけない立場でした。 それを全力でチームとして戦えたのは良かったと思います。 ――今シーズンを通しての自身のプレーを評価は? 山下:自分が今まで経験したことのない(アウトサイドヒッター(レフト))のポジションだったので、不安もありました。 周りの選手、先輩たちが助けて下さってその分思い切り今日は特にスパイクが打てたと思ったので、今日集大成としてやれたのは良かったと思います。 ――アウトサイドヒッター(レフト)としてプレーをしたことについて 山下:スパイクについてはシーズン終盤にかけて自分の中でここがいけなかった、ここが良かったっていう分析はできるようになってきたので成長したと思います。 自分の中ではブロックで足を引っ張っている部分があります。 来シーズンもそうですが来週からVCupもあるのでそこに向けて修正をしていけたらいいです。 ――ブロックについては相手のオポジット(ライト)に対峙するようになるので大変になったと思うが? 山下:勝負どころでは(モンチベレル)ロザマリア選手をスイッチ(ブロックチェンジ)をすることが多いです。 外国人選手がライトにいることが多く、高さ、見え方が全然違っていて苦戦することが多いです。 ブロックの仕事としてはキルブロックだけではなくコース幅を絞ったりという役割もあります。 自分の中での最大限のプレーをしっかり意識してやってきました。 ――シーズン途中で内定選手の石倉(沙姫)選手が入り助け合いながらやっていたが石倉選手の存在について。 山下:1個年下で内定選手ですが、凄く頼もしくて思い切りやってくれる選手です。 自分がまだプレーが安定してない分、助けになりますし、あとは対相手となると切磋琢磨していますが、チーム内だとポジションを争うライバルになります。 自分としてはすごくいい刺激、プレッシャーになっているので、その面では凄く沙姫がいて助かっています。 ――来週から行われるVCupを通じて磨きたいプレーは? 山下:自分としてまだまだだなって思うのはブロックだったり、サーブも磨けると思います。 今シーズンで通して自分が課題だというところを少しでも改善していくということ、トータルで安定したプレーできるようにというところはしっかり目標としてやっていきたいと思います。