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独自大会V狙う大阪偕星に夢を追う“ドミニカン留学生“…「甲子園から日本のプロ野球、そしてメジャーへ」

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THE PAGE

 7月18日に開幕する代替大会「令和2年大阪府高等学校野球大会」で高校球界初となる“ドミニカン留学生“が本格デビューを待っている。大阪偕星学園のダビット・バウティスタ・モレロ外野手(16歳=2年)だ。パワフルな体を生かした豪快なスイングが武器で30人に拡大された登録選手に入っており、優勝を狙うチームの秘密兵器的存在となっている。1回戦は19日の近大泉州戦(久宝寺)。将来的には、日本のプロ野球、メジャーでのプレーを夢見ている。

”打倒”大阪桐蔭、履正社の秘密兵器

 高校野球に新たな波が訪れるかもしれない。新型コロナの影響で夏の甲子園大会は中止となったが、18日に開幕する独自大会(8月10日決勝)で”打倒”大阪桐蔭、履正社に燃えている大阪偕星学園に、現在、ドミニカ共和国からの留学生が2人所属している。  分厚い胸板をしたダビット・バウティスタ・モレロ外野手と、細身でかわいらしい顔をしたワーネル・マニュエル・リンコーン・デ・ラ・クルーズ投手(16歳=2年)だ。高校野球では、出場資格に国籍は問われず、短期留学ではなく卒業を目的とした留学であり、年齢が超過していないなどの条件を満たし高野連に承認されれば海外留学生も出場できる。過去には、台湾の陽岱鋼、李杜軒ら海外からの留学生が何人も高校野球でプレーしているが、ドミニカ共和国からの留学生が日本の高校の硬式野球部に所属するのは初めてだ。  大阪偕星学園があるのは大阪環状線・桃谷駅の近く。授業が終わるとユニホームに着替え、そこからチームメイトとともに山本監督が運転するマイクロバスで富田林市の野球グラウンドに向かう。ある日の午後、練習を見学させてもらうと、もう2人は、すっかりチームに溶け込んでいた。  「ダビッ」  「ワナッ」  仲間は親しみを込めて2人をそう呼ぶ。まだ日本語は片言程度。メンバーもそれがわかっているので、好プレーが出ると、「ビエン(いいよ!)」と時折、スペイン語を交えて声をかける。

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