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球界大御所が夏の甲子園を失った球児達へ檄「甲子園だけが人生じゃない。野球バカではいかん。今こそ勉強しなさい」

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THE PAGE

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で夏の甲子園大会並びに地方大会が中止になった。都道府県の高野連の判断で独自の地方大会は開催される方向だが、センバツに続き、夏の甲子園の舞台までなくなり、球児たちは大きなショックに包まれている。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた”大御所”広岡達朗氏(88)が、そんな球児と、高校野球界へメッセージを送った。  日本高野連が下した中止の決断に対しての広岡氏の第一声は、「新型コロナウイルスを何とか殺さない限りスポーツはできない。会社がつぶれ、失業者が生まれている情勢では、世論の理解は得られないだろう。球児たち、特に3年生の無念の心情は痛いほどわかるが、中止になるのは、仕方がないことだ」というものだった。  たとえ無観客であっても全国から球児が甲子園に移動、最大2週間にわたって集団で宿泊することには大きな感染リスクがある。さらに49校の代表を決める地方大会も中止になった。39県では14日に緊急事態宣言が解除、21日には大阪、兵庫、京都でも緊急事態宣言が解除されたが、地方大会には、約3800校、約15万人の球児が参加、約250球場で開催される。地域によっては医療体制の逼迫の影響で球場待機の医療スタッフを配備できない可能性や、夏休みの短縮により、授業が大会期間に重なり、学業に支障が出る可能性もある。地域の公平性にも欠き中止はやむをえないだろう。  ただ、3年生の救済措置として都道府県ごとの独自の地方大会開催は「自主性にお任せしたい」(高野連・八田英二会長)との方針で認められた。高野連は、球場使用料などの経費の補助や感染予防に関する助言をしてサポートするが、「こうして欲しい、こうして欲しくないとは言わない」(八田会長)と、問題が起きたときの責任は、各地方の高野連に押し付けた。 「ようするに上に立つ人間(高野連)が中止を決めたものの、そのフォローなど、何をやっていいのかわからんのだろう。誰も責任を取ろうとしない。この姿勢はいかがなものか」

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