「オオタニの存在が逆にプレッシャーに…」米メディアが明かす“ドジャース優勝までのウラ側”「ロバーツは解雇される?」まさかの監督解任説「歩くだけで激痛」フリーマンの骨折
ソトの“ドジャース移籍説”も
ニューヨークのメディアもヤンキースがあっけなく負けてしまったことにショックを隠し切れない様子で、今季のオフにFA権を取得するホアン・ソトの再契約について書いている記者が多い。 ニューヨーク・タイムズの運動部門、「ジ・アスレティック」のクリス・カーシュナー、ブレンダン・クーティの両記者は、ソトが再契約についてどう考えているか訊いていて、ソトはこう答えている。 「ヤンキースが自分と契約したいのかどうか、分かってないんだよ」 「自分としては30球団すべてにオープンな状態で接しようと思っている」 どうなるか、想像もつかないということだ。 候補として挙がっているのは、ヤンキース、ドジャース(! )、フィリーズ、ブルージェイズなどなど。 両記者は、ソトとの契約がマストだと主張する。 「ヤンキースはソトを必要としている。もし、契約に漕ぎつけることができなかったら――得点力は消えてしまうことだろう」 ジャッジ、スタントンが30歳を超えていることを考えると、中長期的にヤンキースが必要としているのはまだ26歳のソトということになる。そして、この原稿はこう結ばれる。 「ここ数年間、ヤンキースはヒューストン・アストロズを仮想敵としてチームづくりを進めてきた。しかし、2009年以来のワールドシリーズ優勝を達成するためには、これからの数年間、メジャーリーグをドミネート――圧倒するであろうドジャースを倒すために何が必要かを考えなければならない」 ドジャースの黄金時代が到来しようとしているのだ。キャッチアップできる球団は、資金力のある数球団に限られるだろう。 まったく個人的な意見だが、今年のワールドシリーズはイベントフルではあるが、決して名作とは言えなかった。 向こう数年のうちに、ドジャースとヤンキースの再戦、そして名作が誕生することを期待している。
(「スポーツ・インテリジェンス原論」生島淳 = 文)
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