ドジャース・マンシー（AP）

　ドジャースのマックス・マンシー内野手（34）が米ポッドキャスト番組「ファウルテリトリー」に出演。ワールドシリーズで起きたファンの“暴挙”を非難した。 【写真】＜ヤンキース・ドジャース第4戦＞初回、トーレスの打球をベッツが好捕するも、ファンがグラブからボールを奪い取る（撮影・沢田　明徳） 　「ファウルテリトリー」の野球Xアカウントではマンシーの発言を動画で公開。ヤンキースタジアムで行われたドジャースとヤンキースのワールドシリーズ第4戦で初回裏、ヤンキース・トーレスの右翼フェンス際へのフライをドジャース・ベッツがグラブを伸ばしてキャッチ。ところが、フェンス最前列で観戦していたヤンキースファンとみられる男性2人が暴挙に出た。 　1人がベッツのグラブをこじ開け、ボールをむしり取ろうと画策し、隣にいたもう1人の男性ファンもベッツの右手をつかんだ。一歩間違えれば負傷にもつながる行動に、ベッツは怒りの表情。このファン2人はもちろん、退場させられた。 　このファンはシーズンチケット保有者だったが、ヤンキース側が第5戦の入場禁止を通達したことを発表した。 　この暴挙について感想を求められたマンシーは「まず第一に、ムーキー（ベッツ）がケガしなかったことに感謝している」と一歩間違えれば大けがにつながる蛮行だったと非難した。 　続けて「MLBの全球場で生涯出入り禁止にすべき。二度と球場に近づくことさえ許されないようにね」と強い憤りを見せた。 　そして「彼らがシーズンチケットを持っていて頭の中にそういう考え（暴挙）があるなら、明らかにラビットファン（くだらないファン）だ」と苦言を呈した。