【CBC賞】展開利が見込めるピューロマジックを推奨 高回収率データに該当、重賞連勝中の勢いにも期待
3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は8月18日(日)中京競馬場で行われるCBC賞について下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。 【札幌記念2024 推奨馬】勝率50%&複勝率100%の鉄板データを持つ!実力は日本トップレベル SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) ・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」 ・目には見えない上積みを探る「前走の内容」 ・適性と素質を知るための「血統評価」 特別登録のあった22頭のうち除外対象のディヴィナシオン以外の21頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。
前走GⅡ、GⅠ組は妙味面からは推せず
CBC賞はサマースプリントシリーズの1つでもあり、昨年は勝ち馬のジャスパークローネが次走で北九州記念を勝ったように、夏に勢いをつけたい馬にとって非常に重要な一戦だ。 今回注目するデータは前走クラス別成績。一般的にGⅢのレースであれば前走GⅠやGⅡで強いメンバーと戦い、惨敗して人気を落とすタイプが妙味を生みやすい傾向にあるが、CBC賞においては真逆となっている。 <前走クラス別成績(過去10年)> OPクラス以下【8-5-5-86】勝率7.7%/連対率12.5%/複勝率17.3%/単回収率141%/複回収率80% GⅢ【1-1-0-7】勝率11.1%/連対率22.2%/複勝率22.2%/単回収率313%/複回収率232% GⅡ【1-2-1-9】勝率7.7%/連対率23.1%/複勝率30.8%/単回収率73%/複回収率75% GⅠ【0-2-3-16】勝率0.0%/連対率9.5%/複勝率23.8%/単回収率0%/複回収率60% ※前走海外、地方、障害を除く。 前走重賞組は好走率こそどれも高いが、回収率はGⅢ組だけが単複回収率100%を超えている。GⅡ、GⅠ組はあまり妙味がない。一方、OP・L組と条件戦組はトータルすると【8-5-5-86】で単勝回収率は141%。母数も100頭以上で有効なデータといえるだろう。 CBC賞は1200mという条件であり、トップスピードが重要な要素となる。ハンデ戦で夏場ということもあってか、実績のある重賞組は斤量に泣いているのかもしれない。またOP・L組に関しては17年2着のセカンドテーブルを除き、馬券に絡んだ馬は全て前走一桁着順にまとめていた。 上位人気が予想されるアグリ、スズハロームはいずれもGⅡ(ただし、アグリは海外GⅡ)からの参戦。スズハロームはともかくアグリはトップハンデの斤量58.5kgでの出走で、苦戦する可能性は十分ある。 【前走条件戦もしくはOP・Lで一桁着順だった出走予定馬】 ・カリボール ・キタノエクスプレス ・サンライズオネスト ・ブーケファロス(抽選対象) ・レッドヒルシューズ