菅首相が記者会見12月25日(全文3完)水際対策はしっかり早急にやっていきたい
菅義偉(よしひで)首相は25日夕、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「菅首相が会見 年末年始のコロナ対策呼びかけへ(2020年12月25日)」に対応しております。 【動画】菅首相が会見 年末年始のコロナ対策呼びかけへ(2020年12月25日) ◇ ◇
水際対策をさらに強化する考えは
時事通信社:時事通信の大塚です。水際対策についてお伺いします。先ほど南アフリカも対象と、強化とすると説明ありましたが、変異株はほかにも、ほかの国にも広がっております。水際対策をさらに強化するお考えはありますでしょうか。 菅:もちろん英国、南アフリカというのが、今、出てますけども、ほかでもいろんな事案が出てることは承知してます。そうしたことを確認しながら、そこは、水際対策はしっかりと早急にやっていきたい、このように思います。 司会:はい、それでは外国プレスの方からもご質問いただきたいと思います。では、ウォール・ストリートのPeter Landersさん、お願いします。
自動車業界のビジネスモデル崩壊懸念をどう考える?
ウォール・ストリート・ジャーナル:ウォール・ストリート・ジャーナルのLandersと申します。先ほどグリーン戦略のお話があったと思いますけれども、今日の発表では2030年代の半ばごろまでに全ての新車を電動車とすると、ガソリン車は駄目だということで、新しい発表があったように思いますけれども、この前、自動車工業会の豊田会長が、急にその電気自動車、EVにシフトしてしまうと、自動車産業のビジネスモデルが崩壊するのではないかと懸念を示していると思いますが、総理はその自動車業界のビジネスモデル、崩壊するという懸念に対してどのようにお考えですか。 菅:私も新聞報道で自動車工業会の豊田会長の記事を読みました。それで、私自身、確認もしました。ご指摘の場ではむしろ、菅総理がカーボンニュートラルを政策の柱としたことは、自動車業界にとって大変ありがたい、今後、全力でチャレンジしていく、自動車工業会の決定をしたと述べているというふうに私、承知しております。ですから私自身は2050年のこのカーボンニュートラルを実現するというのは、まさに成長の制約ではなくて、成長戦略として捉えていくべきであり、経済と環境の好循環を生み出す、こういう方向で進めていきたい、こう思います。 司会:それでは、次のご質問へいきたいと思います。読売の黒見さん、お願いします。