菅首相が記者会見12月25日(全文2)3つの急所を集中的に押さえるべき
菅義偉(よしひで)首相は25日夕、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「菅首相が会見 年末年始のコロナ対策呼びかけへ(2020年12月25日)」に対応しております。 【動画】菅首相が会見 年末年始のコロナ対策呼びかけへ(2020年12月25日) ◇ ◇
感染拡大が止まらない理由をどう考える?
TBSテレビ:幹事社、TBSの後藤と申します。菅総理にお尋ねします。政府の新型コロナウイルス対応についてお尋ねします。11月の後半、政府は勝負の3週間として国民に不要不急の活動自粛を呼び掛けました。しかし感染拡大の勢いは現状でも抑え切れていません。また、Go To トラベルの全国一斉停止の判断も遅かったのではとの指摘も上がっています。そして先ほども総理は会見で、ご自身の大人数の会合について、あらためて謝罪しました。感染拡大がなぜ止まらないのか、総理はその理由についてどのようにお考えでしょうか。 また、これまでの政府対応について反省すべき点についてお尋ねします。併せて、来年の通常国会に向けて特措法改正案、どのように臨むお考えなのか、あらためてお尋ねします。よろしくお願いします。 菅:まず特措法の改正案については、私、今読み上げたとおりであります。いずれにしろ、分科会の中でぜひ早急に議論を進めていきたい、このように思っています。 それと、新規感染者数の増加についてであります。過去最多の水準となっております。要因については尾身会長がおりますので、尾身会長からのほうがよろしいかと思います。私自身、政府として新型コロナウイルス対策、これに当たってきましたが、初めて経験する感染症でありました。毎日難しい判断の連続でありました。そういう中でGo Toについては、これも冒頭申し上げましたとおりでありまして、7000名までご利用いただいて、感染者は350名であります。しかし、ステージ3になってから尾身会長をはじめ分科会から、皆さんからGo Toも一時停止、そういう提案をいただきましたので、もちろん提案をされた東京、大阪、北海道、これについてはそのようにしたのでありますけども、私自身の判断で年末年始の時間、この期間を通じて全国一斉に停止をする、そういう判断をいたしました。 それと先ほど申し上げましたように、この特措法の改正、やはり飲食が一番の要因であるという、このことも尾身会長からお尋ねいただきたいと思いますけども、そういう中でやはり政府とすれば時間短縮と、それと給付金、罰則、そうしたものをセットにしてやれば、より実効性ができるのかなという思いはありますけども、分科会の先生方のご議論も踏まえながら、ここはしっかり対応していきたい、こういうふうに思います。先生、よろしいですか。