東京都医師会が緊急会見 「GoTo一時中断を」(全文1)1日千人なら東京の医療は持たない
行く気にならなくなったら意味がない
ですから、ここで何を優先するかということは先ほども申し上げたように、やはりまず感染症がある程度、収まらないと、皆さんがいくら、じゃあGo Toキャンペーンで、それだけ割安で行けますよということを提案したとしても、行く気にならなくなったらGo Toキャンペーンの意味はないと思うんですね。ですからやはりここで今の激増している感染症の増加を、しかもこれ東京問題と前は言われたことありますが、今はもう北海道もそうですし、東北だってそうですし、愛知、東京周辺ですね、神奈川、千葉、埼玉、それからもう愛知県、大阪、大阪がそれから近辺、兵庫県とかいろんなところでもどんどん増えているわけですよ。もう全国的な現象ですから、ぜひこれを全体、動きを止めるということをしないと、やはり私は大変なことになるというふうに思っているので。 ですからそこを取りあえず今われわれ医療者から強く提案したいと思っていますけども、おそらく知事の方もそれはそういうふうにやりたいんだと思っている方も多数いらっしゃると思います。ただ、やはり今の現状の経済のこととか、それから飲食店とか観光業の方の気持ちを考えるとなかなか踏み出せないということで、やはりその辺が第1波、第2波と違って、皆さん苦しいところなんじゃないかと。国の方も苦しいんじゃないかと思っていますけども、でもわれわれこうなると医療サイドから、やはりこれは一度、止めたほうがいいと。それは医療崩壊につながるから止めたほうがいいということを私はもう真剣に今お願いしているわけで、そういうことをやはり耳を傾けていただきたいと。 あまり回答になってないかもしれませんが、われわれとしてはそう望みたいということでございまして、それをぜひ、例えば東京都の知事の方も、それから国の方も、ぜひお考えいただいてもらいたいと、そういうふうに思っているわけです。 天木:じゃあほかにどなたかいらっしゃいますでしょうか。じゃあ一番、そのはじの方です。