揚げたて天ぷらを味わう至福の時間。有名天ぷら店出身店主による、独立店がオープン(神奈川・阪東橋)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
店主の上村太一氏は16歳で和食の業界に入り、20歳から寿司屋で専門的技術を学ぶと、23歳からは有名グルメガイドで星を獲得している天ぷら店で専門的な技術を学びました。28歳でその店の店主として店を任され、今回独立。
16歳から修業を始めたため、若いうちに独立をしたいという考えがあったそう。縛りのない環境で自ら確立されたスタイルで勝負し、お客様においしい食事を提供しています。
店舗は、賑やかな場所ではなく、人通りの少ない閑静な住宅街にあります。
繁華街から離れた場所に店を構えることにより、本当においしいものを求める方が足を運んでくれるような店を作りたかったのだとか。
白木の扉を開けると、店内はシンプルかつ高級感のある和を基調としたデザイン。しっとりと落ち着いた空間に客席は揚げ場を囲むようなカウンターに6席、プライベート感のあるお座敷カウンターに4席あります。席は昼夜ともに完全予約制です。
おすすめは「おまかせ」16,500円で、季節のおまかせ天ぷら12品と料理付きのコースです。
塩をあて脱水をさせてうまみを引き立たせる丁寧な仕込みで食材を最大限に生かした天ぷらと、修業時代に培った技術を用いた季節の料理を堪能できます。
天ぷらを揚げる油は竹本油脂の太白胡麻油を使用。焙煎された胡麻油と違い、胡麻の香りがなく、素材の香りの邪魔をしないのが特徴です。うまみが強くてコクがあり、スッキリしています。
ランチタイムにはスタンダードな天ぷら10品を7,700円で提供。目の前で軽やかに揚げられる、的確な火入れ具合の天ぷらをお昼から楽しめるのは贅沢ですね。