小池都知事が定例会見8月13日(全文3完)無観客だったが勇気と感動を提供できた
東京都の小池百合子知事は13日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年8月13日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年8月13日) ◇ ◇
安全・安心に終えるという目標は達成できたか
毎日新聞:2点目、東京オリンピックに関して伺います。これまで小池知事、安全・安心な大会を実現すると繰り返されてこられましたけれども、今回、安全・安心に終えるという、そういう目標は達成できたとお考えでしょうか。 小池:はい。先ほども申し上げましたように、今回はコロナによって1年延期という、もうこれだけで歴史に残る大会になっております。それも無観客という、これも歴史にない大会になりました。これまで経験したことのないような困難な状況での開催ではありましたけれども、皆さまのおかげで成功、無事にやり遂げるということができたと思っております。 コロナ対策が一番重要なポイントにもなったわけですけれども、アスリートの皆さんも毎日のように検査を受けられて、そして、その上で競技に臨む。中にはこの検査の確認のためにぎりぎりまで、試合のぎりぎりまで、出られるかどうかというような方もいらっしゃったかと思います。 これ、ずっとシームレスに考えると、水際があって、そして健康管理があって、行動管理があって、そして今の検査などもそうですけれども、感染防止対策があってということで、これ、ずっとこのつながる中において、皆さんが協力していただいたということで、感染拡大の抑止につながったと思います。同様に、このパラリンピックもこれらの経験を生かしながら、また改善を加えながら、この安全・安心な大会としていきたいと考えております。 世界中の方々にとって、合計で何億人がご覧になったのか、これからまた数字も出てくるかと思いますけれども、無観客ではありましたけれども、世界中の人が観客となって、勇気と感動をアスリートの皆さんの素晴らしいパフォーマンスによって提供できたと、そのことは大きな今回の結果であったというふうに思っております。