豪邸拝見! トミー・ヒルフィガーと妻ディーの愛の巣、コーラルハウスの中身
トミー・ヒルフィガーと妻ディーが最近リノベーションしたパームビーチの家は、トランプ元大統領の別荘、マール・ア・ラーゴのほど近く。ゲートを入り、白い小石が敷き詰められた私道を走ると、貝とサンゴを彫刻した貝殻石灰石がコーラルハウスの玄関に飾られているのが見えます。土曜日のカジュアルないでたちでドアに立っているのは、トミーとディー。トミーはブルーのシャツとプリントのショートパンツ、ディーはジョアンナ・オルティスのタッセルのついたシフトドレスを着ています。彼らは裸足-この家では靴を脱ぐので、スリッパが用意されています。 彼らの背後にはアトリウムがあり、広い階段がメインリビングへと連れていってくれます。この家はメディア王、コンラッド・ブラックのものでしたが、米国屈指のファッションデザイナーは、この建物をどう改造すべきかよくわかっていました。 トミーが最初にしたことは、らせん階段をとり、糸杉模様の天井のセントラルホールに続く階段をインストールし、壁は石灰石色に、カーテンは押さえた色味にすること。隣接するリビングルームには、ガラスのテーブル、灰色がかった白にペイントされた、パイナップルが彫刻された花瓶とイギリスの摂政時代のドルフィンチェアを置きました。
「私は服に着られている状態は好きではありません」と語るのは、コーラルハウスのデザインを手がけ、他にもヒルフィガー夫妻と18のプロジェクトで協力してきた、インテリアデザイナーのシンディー・リンフレット。「トミーはこれが彼の最高傑作だと言っています」 夫妻の友人であるジョン・ボン・ジョヴィやシルベスター・スタローンと同様、彼らはすでにフロリダの住民。この地で正式なメンバーとなった今、セカンドホームはファーストホームになりつつあります。
「コネチカットの家も売ったし、ニューヨークも売りました。ハンプトンにあったものも売った。アスペンに1つ買って、短期間で売りました」とトミー。これらの家の写真は、レーベルの40周年記念となる2025年に発売される『Hilfiger Homes』に掲載されます。 パームビーチに所有していたもう一軒の家は2018年にロシア人銀行家に売却しましたが、荒廃してしまったのだとか。「買い戻せたらと思います」とトミー。現在の家を探し、リノベーションをしていた間は仮住まいをしていたそうで、「寝室にディスカウントショップで買ったトースターを置いていたんですよ」とディー。