大阪市・松井市長が定例会見11月19日(全文1)総合医療センターに増床を要請
大阪市の松井一郎市長は19日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松井大阪市長「重症者用のベッドを増やしてもらうよう、要請している」(2020年11月19日)」に対応しております。 【動画】松井大阪市長「重症者用のベッドを増やしてもらうよう、要請している」(2020年11月19日) ◇ ◇
28日から社会実験「御堂筋チャレンジ2020」
松井:私からは御堂筋における側道閉鎖および社会実験の実施について。御堂筋では、車中心から人中心へのストリートへの転換に向けて、側道の歩行者空間化を進めています。このたび側道歩行者空間化の工事のために、12月3日正午から、道頓堀橋北詰から難波交差点の間を閉鎖いたします。ご通行の皆さんにはご理解、ご協力をお願いいたします。 今回の区間と、千日前通からなんば駅前までの歩行者空間を活用して、官民が連携した社会実験、「御堂筋チャレンジ2020」を行います。11月の28日から12月の27日までの、広がった歩道の滞在空間の利活用状況、エリアの、エリア周辺の回遊状況など、将来の整備のための検証を行います。 このうち、すでに整備済みの区間ではAIカメラでのソーシャルディスタンスの検知、周辺エリアの店舗の空席情報をスマートフォンでチェックできるようにするほか、大阪メトロのOsaka Point付与などによる回遊行動の促進を行います。本市とミナミの商店街、大阪メトロ、道路協力団体が連携することで、安全と快適を両立したウィズコロナでの回遊モデルの確立を目指し、元気なミナミの発信につなげていきます。 ウィズコロナ時代には、経済活動の継続と、密回避を並立させていくことが重要と考えておりますし、ICTも活用しながら取り組みを進めていきます。僕からは以上です。
注目している企画があれば教えて
司会:それでは質問をお受けいたします。必ずマイクを通しまして、社名、氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いいたします。質問は市政関連のみでお願いいたします。それでは幹事社の大阪日日新聞さん、お願いいたします。 大阪日日新聞:大阪日日新聞、【ヒロセ 00:07:19】です。今の項目、御堂筋における側道の閉鎖と社会実験についてお伺いします。大阪市では今回、御堂筋沿道の地権者で組織されました、ミナミ御堂筋の会を「御堂筋チャレンジ2020」の実施【体に 00:07:37】指定されておりますが、提案に対する市長のご評価と、注目しておられる企画があれば教えてください。 松井:ミナミ御堂筋の会は10月に本市で初めて道路協力団体として指定した団体であります。御堂筋チャレンジ2020では、道路協力団体として初めての取り組みとしての提案で、非常に積極的な内容であると思います。ソーシャルディスタンスの確保などの検証を、ICTを活用して行う取り組みや、ウィズコロナ時代に必要な技術だと思いますので、スマートシティを目指す本市としてもその点を特に注目しています。 大阪日日新聞:もう1点です。今回の実証実験に期待されておられることと、この企画を通じて大阪市が目指すものを教えていただきたいということと、大阪市のメインストリートであります御堂筋のポテンシャルについてあらためてお聞かせください。 松井:今回この取り組みは周辺の商店街とも連携して取り組んでくれていると聞いています。各商店街には歳末に向けていろんなイベントが行われると聞いていますんで、これらのイベントとの相乗効果で、御堂筋を基点とした周辺エリアの活性化の契機にしたいと思います。 御堂筋は大阪市の中心を南北に貫くメインストリートで、景観的にも交通機能的にも優れて、現在でも業務、商務などの都市機能が集積し、多様なポテンシャルを有しています。多くの人が安全、快適に行き交い、時には憩うこともできるような世界に誇れる空間へ転換をしていくことで、都市の成長を牽引していくストリートとしてのポテンシャルが上がると、こう考えています。