大阪市・松井市長が定例会見11月19日(全文2)破棄してるけどサーバーに残ってる
大阪市の松井一郎市長は19日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松井大阪市長「重症者用のベッドを増やしてもらうよう、要請している」(2020年11月19日)」に対応しております。 【動画】松井大阪市長「重症者用のベッドを増やしてもらうよう、要請している」(2020年11月19日) ◇ ◇
財政局の問題、幹部職員への処分は
読売新聞:読売新聞の梅本です。財政局の問題なんですけれども、きのう幹部職員が責任を取るべきだということをおっしゃったかと思うんですけど、職員基本条例では公文書の廃棄については重大な支障が起きた場合、免職または停職という規定もあるんですけど、市長としてはどんなものがっていうふうに考えてますでしょうか。 松井:これはやっぱりルールにのっとって、今、人事当局が職員基本条例に沿った中で、ルールの範囲の中で当該の職員に対しての処分を今、考えておりますから、これは人事当局が判断をして、僕のところに持ってくるのを今、待っているということです。 読売新聞:特に市長のほうから厳しくすべきだ、どうすべきだっていうことには。 松井:ルールに基づいて、やってしまったことに対して責任をやっぱり自分が取るというのが公、公務員としてのけじめの付け方だろうなと思っています。
何が一番問題だったと考えているのか
読売新聞:この一連の問題の中で、試算を出したりとか、今回の公文書の廃棄とかもあったんですけど、市長としては何が一番問題だったというふうに、特に。 松井:毎日新聞でしょ。一番問題だったのは。だから、共同作業で作文を作ったんだから。で、いまだにそのことに対してまったく自分たちは悪くないという態度で、記事の訂正も何もしてないわけだから、問題はそこにあったんじゃないですか。だから、メディアの皆さん、今回、毎日、日日、それから日経、そこが取材したということは明らかなわけですよ。だからその人たちの取材のやり方っていうもの、これはやっぱり考えてもらうべきだと思いますね。 特に毎日は、自分とこの原稿を、記事を出す前の原稿チェックまでを職員にさせたわけで、これはそのことによって公務員としてもう傷付いたわけですよ。それはやった者は悪いですよ、そのことで公文書を破棄するとか。 でも最後とどまったのは、最後はそこをもうそれを本当に闇に葬ることを、やっぱり良心が残ってたと。最後はそれをやはり副市長にそのことをちゃんと打ち明け、僕のところにきのうの午前中にそれを打ち明けにきたわけでね。そこは最後本当によく良心が残ってて良かったなと。 あれは破棄してるけどサーバーに残ってるのよ、これは。だから、自分のパソコンから消去する、出たプリントをシュレッダーにかけても、これはサーバーには残ってるんで、これはそのときはそんなん分からなかったけど、もしそういうことがあとから出てきて、サーバーにもし残ってることがはっきり分かれば、これはとんでもないことになってた。 でも最後、良心の呵責に耐えられず、これはもうやっぱり一線を越えてるという判断で、きのう副市長と僕のところにそれを全て打ち明けた。そのことについては、もうよく踏みとどまったなと、僕はそう思ってます。でもここまで追い込んだのは毎日新聞なんで、それは毎日新聞はこれを訂正も何もなく、いつまでも開き直ってる状況で、このままメディアとしてそういう態度のメディアなんだなということを、これはもう僕は全国に言っていきたいと思いますね。