小池都知事が臨時会見 時短要請など発表(全文2完)全国的視点で国が判断するのが筋
東京都の小池百合子知事は25日夕、東京都の新型コロナウイルス感染症対策本部会議の終了後、記者会見を行った。 【動画】東京都・小池知事「感染対策 短期集中」時短要請など発表 臨時会見(2020年11月25日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事「感染対策 短期集中」時短要請など発表 臨時会見(2020年11月25日)」に対応しております。 ◇ ◇
時短要請の効果をどう考えているのか
テレビ東京:テレビ東京の吉田です。よろしくお願いします。今、都内の感染経路は家庭内感染が最も多く、飲食店の営業時間の短縮についての効果がどれほどあるかというのが、都庁内のほうでも慎重な意見があったと聞いています。営業時間の短縮についてあらためて効果のほどをどう考えるか、知事から教えてください。 小池:営業時間の短縮でありますけれども、これはすでに行っていることであります。この8月に行われました短縮要請でどういうことが起こったかというと、繁華街における人手の減少、そして新規陽性者数が減少傾向となったというわけであります。また、会食における新規陽性者数も大幅に減少したという分析がございます。 こうした状況を踏まえて、都として営業時間の短縮要請には一定の感染拡大抑制効果があるというふうに考えております。また、これによってメッセージを発するということも重要でございます。一方で事業者の皆さんには引き続きこの大変なご負担をお掛けするわけでございますが、今日も短期集中でということをお願い申し上げました。これから年末に向かってますます会食の機会は多くなる。逆に言えばビジネスとしても大変重要な時期になるかと思いますけれども、今、感染拡大を食い止めておかなければ、これがまた引き続き続いてしまうということでございます。どうぞご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。 また、会食によって家庭に持ち込まれるというケースが散見されるということなども今回の時間短縮要請のほうにつながっているということであります。