史上最高値3億3360万円の本マグロ、釣り上げた船長の遺体発見…漁船は転覆した状態
青森県大間町のマグロ漁船「第28光明丸」(大間漁協所属、4・9トン)が消息を絶った事故で、青森海上保安部は21日、行方不明だった船長の藤枝亮一さん(70)(同町)が大間埼灯台のある弁天島の海岸で見つかり、死亡が確認されたと発表した。 【写真】かつての初競りでは3億円記録も、今年は4年ぶりに1億円超え
漁船は19日午後に同島付近で消息不明となり、同灯台から約3キロ・メートル沖合で乗組員の須藤愛教(よしのり)さん(55)(同町)が救助されたが、死亡した。船は20日午後、津軽海峡で転覆した状態で見つかり、21日に第28光明丸と確認された。
藤枝さんが釣り上げた本マグロは2019年、東京・豊洲市場での「初競り」で史上最高値の3億3360万円で競り落とされた。