小池都知事が臨時会見 時短要請など発表(全文2完)全国的視点で国が判断するのが筋
Go Toトラベルは都民の利用を控えてほしいのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。Go To トラベルキャンペーンに関して、国の事業なので止めることはできないんですけれども、知事の思いとしては都民には利用を控えてほしいという思いなんでしょうか。 小池:都民の皆さま方には、基本的にできればできるだけ不要不急の外出をお控えいただきたい。特に高齢の方、そして病気など持病をお持ちの方々については、そのようにお願いをしていきたいと思っております。
総理とは補助金の増額要求などでやり取りしたのか
日本経済新聞:日本経済新聞、亀です。協力金の財源の200億というのが都庁内で確保できるかというのが課題だったと思うんですけれども、当初、国の交付金がちょっと使い勝手が悪くて難しいのではないかといったような議論もあったと思うんですが、24日の西村大臣の会見で、いわゆる2割の縛りというのは取っ払われたということがありました。そのちょっと数時間前に、総理と面会されたと思うんですけれども、総理とは補助金の使い勝手といいますか、増額要求みたいなところで何かしらのやりとりというのはあったんでしょうか。 小池:基本的には総理とこのコロナ対策、コロナの情勢を鑑みて、やはり国と都が連携して対策を練っていこうということで一致をしております。そしてまた、事務方の間でさまざまなやりとりがあろうかと思いますけれども、しかしその方向性ということは一致をしているということから、今回のような形で国の交付金の最大限の活用ということにつながっている。それは目的が一緒だから、そしてまた東京都の対策を国と共に講じるということは、その方向性に合致するからということで、国の対応をされたというふうに理解しております。
ステージ3に達していると考えているのか
朝日新聞:朝日新聞の軽部です。感染状況の今の認識についてのお尋ねなんですけども、国の分科会はステージを設けていまして、東京都は現在、病床の逼迫具合とか、10万人当たりの新規感染者など、ほぼ全ての指標でステージ3に達しています。そのステージの認定を国は各知事に判断していただきたいと言っているんですけれども、知事は都内の現状についてステージ3に達しているとお考えなんでしょうか。 小池:これは毎週モニタリング会議のほうでその対応を東京都の基準で行っていただいております。それについての私は東京都のモニタリング会議のさまざまな指標についての信頼を置いているところであり、それをベースに施策を推進しているということであります。