京都と東京での敗因「僕の力不足、それに尽きる」大阪・松井市長会見7月13日(全文2)
目標の比例野党第1党に。どういう戦略を立てたのか
共同通信:すいません、共同通信の廣山です。比例の関連なんですけども、公示前から代表、比例野党第1党を目標に掲げられて、実際にそれが達成したわけなんですけど、目標達成に向けた戦略っていうのが、どういうものがあったのか教えていただきたいのと、今回、結果を分析されて、それがどの程度はまったのかというのを教えてください。 松井:戦略っていうか、何度も言うように選挙で孫の手はないんで、もうできるだけ多くの、維新の執行部、僕も含めてね。できるだけ多くの選挙区で、多くのエリアで、これまでのわれわれの政策と、その政策を実施してきた大阪の結果を伝えていくと。これで僕はずっと言ってたけども、日本の構造改革、日本が未来永劫、やっぱり安全で安心して暮らせる国となるためには、昭和の時代の形では駄目だよと。やっぱりそれは構造改革が必要ということが、ある程度受け入れていただけたのかなとは思っています。 僕が自信持って言えるのは、われわれの政策が一番具体的にいろんなことを説明できてると思います、他の野党と比べて。与党はやっぱり行政権持ってるから、これやる、あれやるということを具体的に言えるけど、野党、行政権ない中で、結果、実績というものが野党にはないわけですよ、行政権持ってないから。でもわれわれは野党でありながら、大阪において行政権というものが、われわれが行政を動かしてるという実績があるから、そこがやっぱり評価されてるのかなと思いますね。 共同通信:今回の参院選の比例代表の都道府県別の得票率を、この前の衆院選のものと比べると、大半の自治体で得票率アップしてる一方で、維新の拠点の大阪や兵庫で3ポイントから4ポイント下落してるようなデータもあるんですが、それに対する受け止めを教えてください。 松井:いや、3ポイント、4ポイント得票率が落ちたというけども、衆議院のときとはちょっと違いますからね、選挙そのものが。政権選択選挙と。それから衆議院のとき以上に、すごく立候補者も多かったし。だって大阪なんか4人が当選する選挙で、何人出てたんかな。ちょっと分からんけども。僕はもう数分からないぐらい候補者出てるわけですよ。だからやっぱりなかなか衆議院とイコールにはならないと思ってますけど。他のエリアは増えたじゃないかっていうけど、それはそもそも衆議院のとき、発射台低いんでね。だから今回はそれなりに候補者を擁立することもできましたから、それは、多少は増やしていただけたと思っています、他のエリアで。