京都と東京での敗因「僕の力不足、それに尽きる」大阪・松井市長会見7月13日(全文2)
大阪市の松井一郎市長は13日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月13日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月13日) ◇ ◇
可能性は十分示したのかなと思う
松井:国会っていうのは、与党対野党第1党が国会の日程等々で協議をしながら運営のスケジュール等々が決まっていくわけですよね。だからやっぱり、議席数ではまだまだ、非改選の部分もありますから、野党第1党ではありませんけども、その可能性は十分示したのかなと思ってます。それは政党に対しての期待票ですからね、比例票というのは。それはわれわれが言ってきた、いわゆる政策に対しても賛同いただいてるというふうに考えてますんで、維新の政策で。そこで、まだまだ与党には遠く及びませんけど、遠く及ばないけど、その半分程度しか、半分弱しか取れてないわけでね。でもやっぱり与党に対峙するまともな、そういう政策と、期待できる政党としては、これは全国では維新の会という政党に対して、野党で第1党という票をいただけたからスタートラインには立てたかなと思います。 だから、あとは立憲さんもそれをちょっと受け止めてもらってね。非改選もあるから議席では負けてるけどね。自分たちがもう野党第1党なんだっていうことで、野党の代表のような、胸を張った形での国会運営っていうのは、たいがいわれわれ排除されてきたんでね、国会で。それはちょっと考え方を改めてもらいたいなと思いますね。 毎日新聞:各社さんありましたら挙手をお願いします。
有名人候補が多数当選。有権者の期待に沿っているか
朝日新聞:すいません、朝日新聞の寺沢です。比例に関連してなんですけれども、今回、比例の得票数で9割近くが個人名ではなくて政党名で投票されているという結果になっておりまして、ただ、一方で今回当選された方々の多くが、いわゆる元タレントさんであったりとかスポーツ選手であったり、有名人の方が多くてですね。これ、政党名で投票されてる方は、おそらくこれまでの維新の会としての実績といいますか、これまでやってきたことを評価していて、そこに期待して投票されているのではないかなと推察するんですけれども、ただ一方で、地方議員の方たち、これまで維新で活動されてきた地方議員の方たちが落選して著名人の方たちが当選してるというのは、これは維新に投票した有権者の期待に沿う形になっているのかどうかっていうのは、代表としてどうお考えでしょうか。 松井:いや、知名度のある方が当選されましたけど、その方々も維新の政策、われわれの政策に全面的に賛同されてチームの一員となっておられるわけですから、誰が当選者となろうと維新の政策を実行するに当たってはなんら、地方議員出身であろうと、そこはまったく、なんて言うのかな、関係のないところだと思います。 この参議院の選挙で、特に全国比例で名前書いていただくというのは、もう至難の業ですよ。それで他党の場合はやっぱりそれぞれが所属団体、組織票というのがありますから、そこはやっぱり組織で、何度かこの全国比例の選挙というのは経験されてるので名前を書くというのも、もう慣れられてるところもあるけども、維新の会の全国比例というのはなかなか、組織の、固定のどこかの支援団体が1人1人候補者出してるわけではありませんから、やはりなかなか知名度がないと、いくら選挙で2枚目の投票用紙には個人名といっても浸透しませんよね。だからそういうもんだということも覚悟して、われわれの地方議会の仲間もみんな立候補してますから。それはまさに、1人1人が一生懸命やったけども、これはやっぱり伝える力が弱かったということなんでしょう。 朝日新聞:ありがとうございます。