万博1000日前イベント「機運盛り上げたい」大阪・松井市長会見7月13日(全文1)
大阪市の松井一郎市長は13日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月13日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年7月13日) ◇ ◇
新規感染者数は7月10日時点で前週比約2.5倍に
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:まず新型コロナウイルスの感染症についてです。11日から「大阪モデル」の警戒が黄色信号に変わりました。5月の23日から緑色の信号になっていましたが、オミクロン株のBA.5への置き換わりが進んでおり、新規感染者数は7月10日時点の前週比約2.5倍となっています。今取るべき対策はリスクの高い高齢者への対策です。高齢者の命と健康を守るために、日常的に高齢者や重症化リスクが高い方と接する方は、感染リスクが高い場所への外出は控えてください。高齢者施設の面会はオンラインなどを利用し、接触は自粛をしてください。高齢者施設におかれましては、可能な限り速やかに4回目のワクチン接種ができるように協力をお願いします。今後、夏休みやお盆等により外出する機会が増えますので引き続き感染予防に努めていただきますように、ご理解とご協力をお願いします。また、大阪市といたしましても感染が蔓延した際の体制の整備や、生活、事業の支援に努めてまいります。 次に大阪・関西万博1000日前を契機とした主な取り組みです。7月18日に万博開幕1000日前という大きな節目を迎えます。これを契機としてインパクトのあるイベントの実施など、地元自治体としてさまざまな機運醸成の取り組みを強化していきます。
大阪パビリオンの名称は「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」
まず1000日前の当日に全国で万博機運を醸成するために、博覧会協会と連携したメインイベントを東京と大阪で同時に開催します。大阪では「大阪来てな!キャンペーン」のキックオフイベントにおいて万博記念プログラムを実施します。また、東京ではメディアの皆さんに向けたイベントを実施し、公式キャラクターの愛称も発表いたします。当日は吉村知事と共にUSJに駆け付けまして、観覧者の皆さんと共にイベントを盛り上げていきたいと思っています。 大阪市、大阪府が主体となった機運醸成の取り組みも実施をいたします。大阪市役所の正面玄関のホールと大阪府庁の正面玄関ロビーにカウントダウンクロックの設置のほか、キャラクターパネル、のぼりなどを飾り付けます。7月19日よりご覧いただけますので市役所へお越しの際はぜひお立ち寄りをください。 また、府市や府内市町村の公用車へのステッカーを張り付けるほか、横断幕を全国自治体に配布し、各地で掲揚、掲出をお願いいたします。さらに府内の主要商店街において、のぼりを順次設置するとともに、大阪・関西万博公式ライセンスグッズ、オフィシャルサイトや各商店街のホームページでクーポンキャンペーンを実施するなど、さまざまな取り組みを行い、万博の機運を盛り上げてまいります。 次に大阪・関西万博、大阪パビリオンの名称についてです。2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会は、大阪パビリオンの名称を「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」と決定をいたしました。外観のイメージに合った名称となるように、吉村知事、森下総合プロデューサーと私で協議をし、提案をしたものです。パビリオンの出展基本計画では「REBORN」をテーマにしていることから、人の心と体の健康を目指していくという思いを込めております。外観デザインから着想を得て、新しいものを生み出す、巣ですね、巣。鳥の巣の巣のネットであることを表現しています。大阪パビリオンのテーマ「REBORN」を実現するための巣として、未来の大阪の可能性を感じることができる展示を目指しています。 なお、名称の決定に合わせて大阪パビリオンのロゴマークの公募を7月中に開始いたします。また、大阪パビリオンの認知度向上や理解促進、万博の機運醸成を図るため、大阪パビリオンの模型を制作いたしました。今後、さまざまな場所に設置をいたします。7月15日から19日まではATCでの万博1000日前イベントで展示をし、7月20日以降は大阪市役所の正面玄関ホールに設置します。誰もがわくわくしながら驚きや新たな発見に満ちた感動を味わうことができるパビリオンを目指し、出展に向けた取り組みを進めてまいります。僕からは以上です。