小池都知事が記者会見8月14日(全文2完)感染防止策実行はステッカー店の責務
ステッカー掲示店でクラスター発生。想定していたか
東京新聞:東京新聞の小倉と申します。よろしくお願いします。先日、都の感染防止ステッカーを掲示しているお店でクラスターが起きましたけれども、知事はそうした掲示店舗でクラスターが起きるということは想定されていたんでしょうか。 小池:基本的に皆さま方に普及していく、考え方を広く進めていくという手段として、また、ツールとして有効なものだと考えております。そしてこのチェックシートを、それを実践していただく、そしてその証としてダウンロードができますということを常々申し上げてまいりました。これによって今、今日の最新の数字は承知しておりませんが、きのうの段階では19万という数字でございますし、先日も日本相撲協会のお力添えもいただいております。それからフワちゃんなど。やはりこれは感染拡大防止策としての普及啓発と、そしてまた、実際にお店の側の営業にも関わる話でございますので、それを実行していただいているということでございます。これから、今も各地でこれらの運動といいましょうか、キャンペーンが始まっております。より確実な形で進めていくということには変わりがございません。
クラスターの発生続けば信頼を損なうのでは
東京新聞:クラスターが今後また散見されるようになりますと、掲示店舗で。ステッカー自体の信頼性といいますか、イメージダウンの恐れもあると思うんですけど、その辺り、都民の不安とかもあると思いますので、どういうふうにお考えでしょうか。 小池:ステッカーを掲示していただいたお店につきましては、どの地区でどのお店が掲示してくださっているかということについては、そのお店の努力にも報いるという形も込めて、どの場所にということをマッピングでお知らせをしているところであります。それによって広く、そのお店が、施設が、きちんとやっていますよというPRになるかと思いますので、プラスの効果も生まれてくるということを期待しているということであります。 一方で、これは協力金のときもそうでありましたけれども、中にはいろんな通報もございまして、それらを参考にさせていただいて進めてきたというようなところもございます。やはり掲示をしていただくには、そのための感染拡大の防止策を講じていただく、これが大前提でございます。それが故に条例にまで落とし込んでといいましょうか、盛り込んでいたところでございますし、それはお店にとっての責務としてやっていただいているということであります。 ただ一方で、今回の例で見ましても、お客さんの側がいろいろと、これは聞くところによると、フェースシールドを外せとか、いろいろ声があったというような報道もございました。そういったことを考えますと、お店の側と、それから利用する側と、両方の意識を高めるということで、本来の目的である感染の拡大を防ぐということにつながってくると、このように考えております。以上です。 司会:本日の記者会見は終了いたしました。重ねて申し上げます。本日の記者会見、終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見8月14日