小池都知事が記者会見8月14日(全文2完)感染防止策実行はステッカー店の責務
業界団体にヒアリングを行う考えは
フジテレビ:すいません、フジテレビです。知事、冒頭のご発言で、ステッカーの、対策をちゃんと行っているのかどうか、都の職員がチームをつくって見ていくということなんですが、だいたいどのぐらいの人数で、どういった規模で、どういったペースでというふうにお考えなのかということと、あとはガイドラインを順守してもらうように業界団体に呼び掛けていくということなんですが、例えば業界団体側から、こういった違反事例があったとか、今後のケーススタディーとして生かすために何かヒアリングを行っていくお考えなどはあるのかということと、あと、また、東京国際クルーズターミナルの開業なんですけれど、当面は帰港の予定はないということですが、知事もこれまで国側に水際対策をすごく強く要望してきたと思うんですが、水際対策として何かこういったことがやってほしいというのがあればお願いします。 小池:見回りでありますけれども、これはチームを組みまして、そしてそれぞれの地域、これを回っていくということであります。と同時に、業界団体がそれぞれございます。国のほうでも外郭団体を活用しながら見回り、巡回をしていくということでございます。そしてまた、それらの東京における組織、また業界団体の東京都の組織などなど、一番やはり業界の方々が業界の仲間のことをよくご存じでありますので、それらを生かしながら一緒に連携をして回っていくと。これまで東京の各地区を六十数カ所、70カ所近く回ってきたというのは、これは感染症法の、法的な根拠とすれば感染症法ということも含めて、警視庁と連携をさせていただきながら進めているということでございます。
さらに巡回を進めていく
そしてまた、このステッカーの掲示ということについても、守ってくださっているかどうかの確認なども含めて、また、さらには、より多くの方々にこのステッカーの掲示をお願いしたいと考えておりますので、両方の役割として、これから都としても、さらにこの巡回を進めていくという考えでございます。 それからクルーズについては、現時点では海外から入ってくるという、そういう船の予定はないということでありますが、これはもちろん、世界的にクルーズという業態そのものがなかなか運航できていないということであります。一方で、国内の船会社が幾つか計画もしておられると。タイミングを見計らっておられるかとは思います。 これらについての水際対策については、やはり国内・国外を問わずになるかと思いますけれども、それぞれこの船会社および、海外になりますとこれは検疫になりますし、船という移動手段の、特に多い人数を運ぶ、そのような船の業態から考えましても、事前の検温であるとか、それから今回、おが丸、小笠原に行く船でもPCRの検査を進めるなどやってまいりました。イノベーションもこの分野で大変進んでいることもございましょうから、さまざまな方策で検査をすることが、安全な観光であったり、安全な移動手段の確保ということになるんだというふうに思います。 特に検疫という海外との絡みになりますと入国管理になります。これについては引き続き国に対しましても厳格な、そしてまた確実な方法の運用、そしてさらには、そのあとのトレースの方法などについてもいろいろと企画、そして検討、実践をしていただきたい、このように考えております。このあとちょっと大臣のところに行くので最後にさせてください。