観葉植物が部屋の室内の気温を下げると聞きましたが電気代はどれくらい節約できますか? またおすすめの観葉植物を教えてください。
涼しい部屋を作りたいときにおすすめの観葉植物
ここでは、涼しさを演出し、室内環境を快適にしてくれるおすすめの観葉植物を紹介します。管理が比較的簡単なものも多く、初心者でも気軽に取り入れやすい植物は多くあります。 ■フィカスベンジャミン フィカスベンジャミンは、室内でも育てやすい植物の一つです。背が高く、頭頂部に葉が茂る特徴があります。 背が高く頭に葉の茂ったものを選ぶと、ほかの植物と小さな生態系が形成されて周囲の湿度を適切にしてくれます。夏場は定期的に水を与え、適度に日光が差し込む明るい場所に置くとよく育ちます。200円台から手軽に購入できる、コスパのよい観葉植物として人気です。 ■アグラオネマ アグラオネマは空気を涼しく保ち、近年では清浄効果が高いエコ・プラントとして注目されている観葉植物です。模様が入ったユニークな葉が特徴的で、部屋のインテリアになじみやすい種類が豊富にそろっています。 手入れが簡単で、頻繁に水をやらなくても元気に育つため、忙しい方や植物の世話に慣れていない方にもおすすめです。また、日光が直接当たらない場所でも問題なく育ち、部屋の隅に配置すれば涼しさがプラスされます。700円台から購入できるため、気軽に挑戦しやすいでしょう。 ■サンセベリア 多肉植物のサンセベリアは葉に豊富な水分を蓄えており、空気中に涼しい水蒸気を発散してくれるため、室温を和らげる効果が期待できます。また、酸素も放出してくれるため、熱帯夜でも快適な環境を保つことができます。空気清浄効果もあるため、暑い日中や夜間のリラックスタイムにぴったりです。 さらに、直射日光にも強く、窓際に置いて日差しを和らげるのにも適しており、心地よい空間を提供してくれます。価格はお手ごろで、200円台から購入できます。 ■インドゴムノキ インドゴムノキは、大きな葉を持つ観葉植物です。葉が空気中に多くの水分を放出し、冷却効果を発揮します。葉の裏側にある気孔から水分が放出されることで、湿度と涼しさが加わり、快適な室内環境を保ちやすくしてくれます。 明るい場所を好みますが、直射日光を避けた管理が必要です。水やりの際は、土が均一に湿るように少しずつ与えるのがコツです。1000円台から手に入るため、比較的コストをかけずに取り入れられるのもポイントです。
観葉植物を置いてエアコンの設定温度を上げれば節電効果が期待できる
観葉植物を活用してエアコンの効率を上げることは、部屋の涼しさと快適さを保ち、節電効果も期待できます。 フィカスベンジャミンやサンセベリア、アグラオネマなどを部屋に取り入れれば、蒸散作用によって空気を冷やされ湿度が保つことができるため、涼しさを感じられるようになります。節約に貢献するために、観葉植物を取り入れることを検討してみてください。 出典 日本光合成学会 蒸散 資源エネルギー庁 どうやったら節電できる?明日からすぐに役立つ節電・省エネのヒント 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部