アルファ ロメオのSUV「ジュニア」が世界をざわつかせる。日本での発売が待ち遠しい!
ちなみにこの盾形の大型グリルにアルファ ロメオの紋章が入るのは「Progresso(プログレッソ)」というグレードだ。その両側には横に3つ並ぶ破線状のアダプティブ型フルLEDマトリックスヘッドライト、Cピラーのパネルには大蛇のマーク「ビショーネ」が浮き出る。 ちなみにビショーネはインテリアにアクセント的に採用され、エアコンの吹き出し口やダッシュボード横、メーターパネルの中、ワイヤレス充電のトレイの中にもしのばせている。
また、アルファ ロメオの高性能モデルには四つ葉のクローバー「クアドリフォリオ」が与えられるが、新型「ジュニア」のエアコンの吹き出しデザインはクアドリフォリオ型!
インテリアで特徴的なのは、ドライバーに向いた10.25インチの望遠鏡型(テレスコープ)のメーターパネルと10.25インチTFTスクリーン。室内は見た目より広い。フロントトランクにはフロントケーブルオーガナイザーが収まっていて、荷物は置けないが、充電ケーブルが収まるように作られているなど、効率的にデザインされている。リアのトランク容量は400L 。
魅力3 ジュニアは楽しいスポーツカー! 現在のアルファロメオのラインアップの中で最小となる全長4173×全幅1781×全高1505mmのハッチバックスタイルで、最小回転半径は5.25m。 車両重量1590kgで、BEVにしては軽め。タイヤはミシュラン パイロットスポーツEVの225 / 40R20。20インチのホールには「クアドリフォリオ」がさりげなく施されている。 そして乗員を包み込むSabelt(サベルト)製のヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用する。機械式のセルフロッキングディファレンシャルや、クラスで最もダイレクトなギア比、ワイドなトレッド、専用のマルチロールバー、スポーツサスペンション、ブレーキシステムなどの絶妙な味付けを、アルファロメオのスペシャルモデルを担当するチーフ・エンジニア、ドメニコ・バニャスコ氏が担当した。