小池都知事が記者会見7月10日(全文1)総額3132億円の第6次補正予算を編成
東京都の小池百合子知事は10日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の新規感染者 小池知事「243人と聞いている」最多更新(2020年7月10日)」に対応しております。 【動画】東京都の新規感染者 小池知事「243人と聞いている」最多更新 ◇ ◇
熊本県人吉市に液体ミルク500本を提供
読売新聞:知事、お願いします。 小池:それでは本日の記者会見、始めさせていただきます。まず先週末から、九州そして中部地方を中心に、本当に記録的な豪雨となっておりまして、多くの方々、亡くなられておられます。また、多数の家屋に甚大な被害が発生しているということで、あらためて犠牲になられた方々に対し哀悼の意を表したいと存じます。そしてまた被災されました方々には心からのお見舞いを申し上げます。 都としまして、全国知事会の関東ブロックの構成員である長野県のほうに職員を派遣いたしまして、情報収集を行う、そして、今、行っております。そしてまた熊本県の人吉市のほうには液体ミルク500本を提供いたしました。なお、被災地などから要請がございましたら都としてさらに必要な支援・応援を行ってまいります。
きのうの新規陽性者は224人
近年は本当にこれまでに経験したことのないような未曽有の災害が、毎年、数多く発生をしております。都民の皆さま方には日頃から気象情報をご注意いただいてるかと思いますけれども、あらためて区市町村から避難指示などの発令がされましたときには、ぜひとも早めの避難をお願いを申し上げます。また、ご自宅が安全な方は無理に外へ出ないで自宅にとどまるという、在宅避難と呼んでおりますけれども、その方法もありますし、また、あるいは親戚や知人などのお宅への避難など、状況に応じて自らの身をどうやったら守れるか、家族を守れるかということをお考えの上、最善の行動をお取りいただきたいと存じます。 次に、新型コロナウイルスの関連でございます。きのうの都内の新規陽性者につきましては224人と、これまで最多の人数となりました。この数字をお聞きになって、ご覧になって、都民の皆さまも大変ご心配されていることかと存じます。これは、1日当たり3000件をこのところ超えております検査です、PCRの検査が実施されており、また、陽性者が出た接待を伴う飲食店の事業者の方々が協力をしておられて、従業員が集団で検査を受けるケースもございます。そういったこととして、全体の陽性者数が増えているということもいえますが、しかしながら、さらにこの警戒が必要な段階と、このように認識をいたしているところでございます。 それから、きのうから本格実施をいたしましたモニタリングの会議でありますけれども、新しいモニタリング項目の2つの柱について、おととい、専門家の方々からの分析をいただいて、そしてモニタリング会議をきのう行ったわけであります。2つの柱があって、感染状況、こちらは感染が拡大しつつあると思われる、上から2番目の項目になります。医療提供体制、こちらのほうも1段階厳しくなりまして、前回、施行したときよりも1段階上がっておりまして、体制強化が必要と思われる、と、このような分析結果をいただいたところでございます。 こうした状況を踏まえまして、都民や事業者の皆さま方には、感染拡大防止の基本にもう一度立ち戻っていただいて、手洗いの徹底、マスクの着用、3つの密を避ける行動、そして都と業界団体、それぞれ策定したガイドラインがあります。こうやるべきです、こうしてくださいといった指針でありますけれども、それを実践をしていただいて、新しい日常の徹底について、あらためてご協力をお願いを申し上げます。