小池都知事が記者会見7月10日(全文2完)新しい日常を共につくりたい
東京都の小池百合子知事は10日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の新規感染者 小池知事「243人と聞いている」最多更新(2020年7月10日)」に対応しております。 【動画】東京都の新規感染者 小池知事「243人と聞いている」最多更新 ◇ ◇
性自認・性的嗜好専門のSNS相談事業
小池:もう1点、私からお伝えする項目がございます。それは性自認及び性的嗜好に関する専門SNS相談事業のスタートについてであります。都におきましては多様な、さまざまな性の理解の推進に向けまして、人権尊重条例に基づいて「性自認及び性的指向に関する基本計画」、去年の12月に策定いたしました。この基本計画におきましては、性自認と性的嗜好を理由とする不当な差別の解消、そしてまた啓発などの推進を図るということで相談支援体制の充実、啓発、教育の推進、そして職員理解の推進、庁内外の取り組みの推進と、4つの施策の柱を掲げまして、それぞれ具体的な取り組みを進めているというところであります。 今回はそのうちの1つである相談支援体制の充実に対しての取り組みとして、これまたLINEを使いまして、SNS相談を新たに開始するというものであります。この相談ですけれども、これまで実施してまいりました電話相談に加えて、若年層にもなじみのあるSNSを活用しようというもので、より相談しやすい環境を整備することを目的といたしております。 内容ですが性自認、性的嗜好に関する家族関係とかカミングアウトなどについて、当事者だけでなく保護者の方々なども含めまして相談をお受けするというものであります。その上で適切な支援機関へ橋渡しをしたり、またアドバイスを行うなど、悩み、そして不安の解消につなげるというものであります。 こちらのほうは7月の16日から、曜日が決まっていますが毎週月曜日と木曜日の17時から22時の間、この間にご相談をお受けするというものであります。登録LINEのアカウント名が「LGBT相談@東京」になっております。LINEの友だち登録のほうは、もう今日から受け付けてまいります。それから相談はもちろん無料、そして1人で悩むことなくぜひご活用いただきたいということでございます。ということで、私のほうから何点か都の政策等についてお伝えさせていただきました。どうぞ。