【京都府 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「立岩」神話を感じる巨大な一枚岩、そして海
◆上津屋橋
上津屋橋は、京都府南部を流れる木津川に架かる巨大な橋。八幡市と久御山町を結ぶ。長さ356.5メートル、幅3.3メートルの日本最長級の木橋で、歩行者と自転車・二輪車が通行可能。※自転車・二輪車は押し歩いてわたる。 洪水の際に流されてもかまわないという設計で造られているところが最大の特徴で、欄干がない素朴な姿をしている。増水時には橋桁が水面に浮き、いかだのように流れることで水の水圧を受け流し、橋全体の崩壊を防ぐ仕組みだ。その場合、橋桁と橋脚がワイヤーロープで繋がれているので、ロープを引き上げるだけで橋桁を橋脚の上に戻すことができる。実際、1953年に架けられて以来、20回以上流されているが、そのたびに短時間で復旧している。 木津川に架かる上津屋橋は、長さ356.5メートル、幅3.3メートルの日本最長級の木橋で、歩行者と自転車・二輪車が通行可能。※自転車・二輪車は押し歩いてわたる。 雄大な自然とノスタルジックな雰囲気を感じる景観で、時代劇などの舞台になることの多い定番のロケ地でもある。 上津屋橋(こうづやばし) 所在地 京都府八幡市上津屋宮前川端
◆天王山
戦国時代に羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀が覇権をかけた山崎の戦い。この天下分け目の戦いの舞台となったのが天王山だ。 重要な勝負や運命の分かれ目の代名詞となっているこの山では、合戦の臨場感を味わいつつ歴史・文化に触れるハイキング体験ができる。 標高270メートルの山頂までは登山道が整備されていて、お年寄りや子供連れでもハイキングを楽しむことができる。大阪平野を一望できる青木葉谷展望広場や、京都の古戦場を見渡せる旗立松展望台もあり、歴史を感じながら絶景を満喫できる。そんな最高の景色を眺めながら食べるお弁当は格別だ。 天王山(てんのうざん) 所在地 京都府乙訓郡大山崎町大山崎~円明寺 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
CREA編集部