【京都府 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「立岩」神話を感じる巨大な一枚岩、そして海
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。 【画像】勇壮な火祭り、広河原の松上げほか京都の夏の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。京都の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
◆立岩
立岩は、日本海側に広がる山陰海岸ジオパークに属する京丹後のシンボルとして親しまれるスポット。 柱状の割れ目が入った安山岩のそそり立つ姿は迫力があり、白砂と相まって美しいコントラストを醸し出す。 伝説によれば、第31代用明天皇のお后間人(はしうど)皇后の第3皇子麿子親王が、この地で鬼退治をした際に、一夜のうちに天から降りてきてこの大岩に鬼を封じ込めたといわれる。今でも風が強く、波の高い夜などは鬼どもの号泣する声が聞こえるらしい。 高さが20メートルもある巨大な一枚岩は、安山岩の直線的で荒々しい岩肌が特徴。 大きな立岩をバックに写真を撮ったり、近くにある木製のてんきてんき橋からの撮影もおすすめ。 立岩(たていわ) 所在地 京都府京丹後市丹後町間人
◆広河原の松上げ
「松上げ」は府内の一部の地域でお盆の時期に行われる火祭りで、京都市左京区で行われる「広河原の松上げ」は、300年以上の歴史があるといわれ、無病息災、五穀豊穣を祈願するもの。 高さ約20メートルの燈籠木の先に付けた大笠目がけて、男衆が松明を次々に投げ入れ、炎に包まれた燈籠木が一気に倒れる様子は迫力満点。倒れた燈籠木に丸太を二方向から突き刺す「ツッコミ」が行われると、辺りに火の粉が盛大に舞い上がる。 観客の誰もが思わず見入ってしまう、勇壮な火祭りだ。 開催日:2024年8月24日(土) 広河原の松上げ(ひろがわらのまつあげ) 開催地 京都府京都市左京区広河原下の町