【京都府 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「立岩」神話を感じる巨大な一枚岩、そして海
◆正寿院(しょうじゅいん)
正寿院は、創建から約800年の歴史を持つ、高野山真言宗の寺院。京都市内と比べて夏は5℃ほど涼しく、別荘もある避暑地に正寿院はあります。そんな場所でより涼を感じられるのが風鈴で、毎年夏に開催される「風鈴まつり」が有名。京都では風鈴寺とも呼ばれている。 「風鈴まつり」では境内に2,000個を超える風鈴が吊られ、たくさんの華やかな風鈴が風に揺れる様子は、涼しさを誘う壮大な景観。 正寿院がオリジナルで制作した「あじさい風鈴」や「ひまわり風鈴」、「こすもす風鈴」が飾られた「花風鈴小径」や、47都道府県のご当地風鈴が参拝者を出迎える。 「風鈴まつり」期間中は随時、風鈴の絵付け体験ができる。絵付けした風鈴は持ち帰ることができるのも嬉しい。 【風鈴まつり開催期間】 2024年6月1日(土)~9月30日(月) ※8月17日は終日拝観中止 正寿院(しょうじゅいん) 所在地 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
◆あやべ水無月まつり
「あやべ水無月まつり」は、明治時代に先祖供養のために、川へ灯篭を流したのが始まりといわれる祭事。現在も「万灯流し」として継承され、盛大な打ち上げ花火とともに開催される。 万灯流しは由良川で行われ、4艘の船から約1万個の灯篭を川へ浮かべていく様子は幻想的。 和紙で作られた色とりどりの灯篭が川一面を彩る頃、河畔からは約4,000発の花火が打ち上げられ、綾部の町が華やかな光で包まれる。 また、2000年から始まった「あやべ良さ来い」も「あやべ水無月まつり」の一大イベントだ。高知県の元祖「よさこい」を、あやべ流にアレンジ。およそ350年の歴史をもつ「綾部踊り」の踊りと音楽を取り入れている。 開催日:2024年7月27日(土) あやべ水無月まつり(あやべみなつきまつり) 開催場所 京都府綾部市川糸町由良川河畔
◆亀岡平和祭保津川市民花火大会
「亀岡平和祭保津川市民花火大会」は、戦争で犠牲になった戦没者の慰霊と、世界平和を祈念するために開催される花火大会。今年は「祈りの炎、希望の光」をテーマに、史上初となる約1万発の花火が打ち上げられる。 今回の花火はさらに進化し、音楽とシンクロした音楽花火ややドローンショーなどがラインナップ。環境保全を目指す「環境先進都市」ならではの取り組みとしてリユース食器の使用を推奨する。平和への思いが詰まった花火が、亀岡の夜を華やかに演出する。 また、全エリア完全チケット制で、混雑を避け安全に観覧できるよう配慮を行う。チケットがないと屋台エリアを含む会場内へ入場できないので、早めにチケットを手に入れたい。 開催日:2024年8月11日(日・祝) 亀岡平和祭保津川市民花火大会(かめおかへいわさいほづがわしみんはなびたいかい) 開催地 京都府亀岡市保津町保津橋上流