福岡「SUUMO住み続けたい街ランキング2024年」を発表! 大幅ランクアップの街が続々と登場
2024年「住み続けたい自治体ランキング」の1位は福岡市中央区
今度は「住み続けたい自治体ランキング」を見てみよう。1位は不動の存在である「福岡市中央区」。2位にはすっかり“新宮ブランド”が定着した「糟屋郡新宮町」がランクインした。 今回特にランクを上げたのは「北九州市小倉北区」だ。自治体の魅力には、魚町銀天街や旦過市場の賑わいを反映してか「魅力的な商店街がある」が第1位に選ばれた。またJ:COM北九州芸術劇場や北九州市立美術館が充実していることから「魅力的な文化施設が充実している(劇場、美術館、博物館など)」も「北九州市小倉北区」の魅力と評価された。
北九州市は近年、手厚い子育て支援やシニア支援で評価を高めている自治体。そのような支援も住民たちの北九州愛を底上げして、「住み続けたい」というマインドにつながったのかもしれない。 10位の筑紫野市も大きく順位を上げた自治体だ。もともと交通の利便性が高く、大型ショッピングセンターが複数存在することで人気だったが、ここ5年ほどでさらに注目度がアップ。近隣の春日市・大野城市の住宅の高騰もあり、筑紫野市に目を向ける人が増加している。 今回のランキングでは、もともと人気があった街や都市部、新しく開発された街だけなく、以前は“穴場”的な人気のあった街も「住み続けたい街」としての支持を獲得していることが分かった。もしかすると人々の街に対する思いも多様化しているのかもしれない。次回のランキングでも、ワクワクするようなランクアップがあることを楽しみに街の動向を見守っていきたい。 ●プレスリリース 「SUUMO住民実感調査2024 福岡県版」住み続けたい街(自治体/駅)ランキング
西村 里美(エイチアンドハー)