小池都知事が定例会見5月28日(全文1)五輪パブリックビューイングはコロナ対策で工夫
多摩のポテンシャルを伸ばしつつ課題を解決
2点目ですけれども、多摩のポテンシャルを伸ばすとともに、課題を解決するということであります。多摩地域は言うまでもありません、豊かな自然に囲まれております。都心へのアクセスも大変いい。こういった中で多様な産業が集積をしているところであります。これらが魅力のアセットとして、すでにある、ここにいっそうの磨きをかけていくというものであります。 具体的には、多摩で働きながら子育てができる環境など、これを整備する。そのためのテレワークの導入支援、それからサテライトオフィス、その設置補助などを進めてまいります。加えて、デジタルトランスフォーメーションを、DXですけれども推進をする。例えば多摩地域で東京型のスマート農業の取り組みを進めて、多摩の産業、多摩産の農産物の品質の向上を図っていく。また、安全・安心な多摩の暮しを守るということで、河川の護岸であるとか調節池の整備による豪雨対策、これらを実施するなど、各分野での取り組みを加速させてまいります。 こちらの、この案、ご意見を皆さま方から募っております。6月25日まででございまして、こういった、お寄せいただいたご意見も参考にしながら、今年の9月を目途にしまして、この新しい「多摩の振興プラン」、こちら、たまちゃんじゃなくて、たまらんにゃ~がキャラですけれども、これらのアイテムを詰めて、新しい「多摩の振興プラン」、仮称ですけれども、これを策定してまいるということでございます。以上、私から2点、お伝えをいたしました。
宣言再延長で休業要請などの変更は?
NHK:5月幹事社のNHKの成澤です。幹事社から冒頭、3問質問させていただきます。まず1点目なんですけれども、緊急事態宣言の再延長に絡む話について伺います。詳細は今夜あらためて示されるということなんですけれども、その中でも1点質問いたします。現在、映画館や百貨店なんですけれども、こちら、都の休業要請の対象になっていると思います。再延長されたあとの都の緊急事態措置では、今行っている休業要請を、例えば時短要請にしたりとか、休業要請の曜日を限定的にしたりするなど、なんらかの変更を行う方向なんでしょうか。まずこの点をお聞かせください。 小池:あらためて申し上げますけれども、本当にこの間も、緊急事態宣言下におきまして、東京都が行っている措置に対して、皆さま方、ご協力をいただいております、そのことに深く感謝を申し上げたい。また、大変なご負担をいただいております、これらのご協力については感謝を申し上げます。 ただ、先ほどから申し上げていますように、依然として新規の陽性者数が激減するというモードにはまだ入っていないわけであります。それに加えて流行の主体がより感染力が強い変異株、501から452へということも増えているということを考えますと、感染の再拡大が危惧される状況にあるわけでございます。よって引き続き人流の抑制や感染防止対策の徹底ということが必要と考えておりまして、具体的な内容については、措置の内容については、今、国の手続きが行われ、そしてこのあと、その決定を受けて都におけます具体的な措置を今夜お伝えしたいと考えております。