【夏の甲子園、開幕!】昨年の優勝校・慶應高校野球部の組織論から、中間管理職はじめビジネスパーソンが学べることとは?
高校球児に敗者は一人もいない
慶應高校はこの夏、神奈川大会の5回戦で桐蔭学園に敗れ、甲子園行きの夢は破れた。1学年上が成し遂げた全国制覇という偉業。今の3年生たちは再び聖地の土を踏むことができなかったが、チーム一丸の強い組織を目指して試行錯誤を繰り返した日々は、必ずや後の人生を生きる上での糧となるはずだ。 高校野球をやり遂げた全ての選手において、真の意味での敗者は一人もいない。困難に立ち向かい、白球に魂を込めた尊敬すべき若者である。彼らから学ぶことは多い。 この夏、野球の神様は100年目を迎えた甲子園球場の地に、どんなドラマを用意しているのだろうか。戦いを終えた肉声に耳を傾け、彼らの青春を描いていきたい。 ※「よみタイ」2024年8月6日配信記事 文/加藤弘士
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