「親会社のトヨタとも連携していきたい」日野自動車会見8月2日(全文6)
担当役員以外は何も知らないということへの感想を
中島南事務所:すいません、中島南事務所です。よろしくお願いいたします。報告書の73ページにあります劣化耐久試験について言及されているところなんですけども、あ、72ページですね。役員がその劣化耐久試験について、【当時 02:31:58】担当役員以外は何も知らないということが指摘されているんですけれども、この点についてお読みになった感想をちょっと教えてください。それは良くないことなのか、今現状の役員の方はどうなっているのかということ。 それと72ページにベンチ不足に対する認識の齟齬というので黒丸がいっぱいあるんですけれども、これはどういうふうに読めばいいんでしょうか。よろしくお願いします。 小木曽:調査委員会報告書も、私自身もまだ受け取ったばかりですので、全てがこの場でお答えできるほど読み込めれてはいません。ちょっと2点目のご質問につきましては、この場でまだ回答できるだけの理解と読み込みになってございませんので、1点目の劣化耐久をやはり役員のクラスで知らない人がかなりという辺りのコメントですけれども、当然認証試験とかエンジンの専門のところというのは専門性が高いので全ての役員が知っているべき事象ではないのかなと私は思います。ただ、開発の担当とか、日程進行管理をするような担当であれば、やはり把握するべきではないかな。
関連役員は知っているべきではないか
これはやはり開発の役員にとどまらず、先ほどの話と少しかぶるんですけれど、プロジェクト進行を一緒に進めていくプロジェクトチームの横のつながりですね、エンジン単独でお客さまに出ていくわけでは、特にトラック、バスの場合はプロジェクトの中でチーフエンジニアがいて、大日程を立て、その中で進行していきますので、そういった場合で劣化耐久試験というのはかなり目立つ存在であるというふうに意識していますので、やはりこの部分は1つの部署に全ての仕事と、仕事ともに課題とか悩みとかを封じ込めてしまった、これが直接関与がなかったとしてもやはり背景的な原因になってるんじゃないかと重く受け止めるべきだと思っています。役員会全員知ってるべきとは思いませんが、関連の役員は知っているべきではないかと思っております。 ちなみに現在の役員層は全員よく理解しております、当然でございますけれども。 中島南事務所:ありがとうございます。 司会1:それでは一度真ん中の一番前の方、お願いいたします。