小池都知事が定例会見7月9日(全文2完)新会派という選択肢があることに驚き
パラ大会観客数への思いを聞かせて
ニッポン放送:ニッポン放送の宮崎です。よろしくお願いします。今のオリンピックの観客数についてなんですけれども、パラリンピックに関しては、オリンピック閉会後に決めていくということなんですが、知事の思いとしては、パラリンピックの観客を入れる・入れない、お聞かせいただきたいのと、先ほどワクチンの接種率が東京都内、8月下旬には4割に達してくるということも感染状況におそらく影響してくるかなと思うんですが、パラリンピックの開催期間中の。パラリンピックの観客数に対する知事の思いをお聞かせください。 小池:ありがとうございます。かねてよりパラリンピックの成功なくして東京大会の成功はないということを何度も申し上げてまいりました。そして、多様性と調和というのも大きなテーマでございます。障害のある方もない方も、競い合って、そしてまた私自身、リオでパラリンピックの種目を拝見させていただいたときのあの感動、いまだに忘れることができません。そういう意味ではパラリンピックをそれこそ安全・安心に開いていくという、開催をするというそのことは、2回目の、オリンピックとパラリンピックの開催をする初めての、世界で初めての年という意味では、オリンピックの成功もさることながら、パラリンピックを多くの皆さま方と共に進めることができたならば、それは大きな、東京としてのレガシーづくりになるというふうに考えております。 パラリンピックの開催と、そしてまたパラリンピックの観客をどうするのかっていうことはまだ決まっておりません。それだけに、この8月の20日ぐらいにはワクチンが4割行き渡るであろうという話、それらのことをパラリンピックに結び付けて言うならば、できるだけワクチンの加速をする。そして拡大をすることによって安全・安心を確かなものにし、そしてまた、きのうもイスラエルやイギリスの例もご紹介をしておりますけれども、やはりワクチンの行き渡ることによって、感染者数が増えたとしても亡くなる方が抑えられる、重症者が抑えられるといったようなことによって医療提供体制が確保できるなど、これまでの数値だけではない見方もございますので、そういう意味では今回、きのうのモニタリング会議から、それぞれの病床の確保数や新規の陽性者数の欄だけでなく、一番下のところにワクチンの接種率も今回から加えているということでございます。