開局60周年!テレビ東京のさらなるチャレンジ
『SPY×FAMILY』劇場版に大きな期待
テレビ東京といえばアニメに強いというイメージがある。アニメ局アニメ事業部の紅谷佳和部長にも話を聞いた。 「今、テレビ東京で局をあげて推しているのは、12月22日公開の『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』ですね。テレビシリーズも十分ヒットしていますが、次は劇場で観たいというファンの期待が高まっているので、それに応えられればいいなと思います。 10月改編は各局ともアニメに力を入れており激戦になっていますが、『SPY×FAMILY』はやはり根強い人気を誇っています。放送中のSeason2の最終回の前日が劇場版の公開日なので、テレビアニメの方でも劇場版についてはしっかり告知しています」 1月スタートのアニメ作品も既に発表されているが、テレビ東京としても一推しの作品が目白押しだという。 「まず、『チェリまほ』と略称で親しまれていますが、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』という作品ですね。漫画原作なのですが、テレビ東京で2020年に放送されたドラマがヒットして2022年に映画化されました。ついにそのアニメ版が水曜24時の深夜枠で放送されます。 それから、今『SPY×FAMILY』が放送されている土曜23時の枠で1月からスタートするのが『ぶっちぎり?!』。テレビ東京で言えば、2022年に放送してヒットした『チェンソーマン』などを制作しているMAPPAのオリジナルアニメです。ヤンキーの男子生徒たちの濃厚な物語ですが、完全オリジナルのとても面白い作品です」(紅谷アニメ事業部長) アニメはゲームや玩具、グッズなどと連動してビジネス展開できるのも特徴だ。テレビ東京では10月に『BEYBLADE X』の放送がスタートしている。ベイブレードは世界的ブームになっているが、その新シリーズを漫画化した『コロコロコミック』の連載をアニメ化したものだ。もともとその金曜18時25分の枠は3月まで『妖怪ウォッチ♪』が放送されていた時間帯でターゲット的に親和性も高いし、その後の18時55分からは『ポケットモンスター』が放送されている。