大阪市・松井市長が定例会見4月14日(全文1)万博シャトルバスは環境負荷ゼロ目指したい
大阪市の松井一郎市長は14日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年4月14日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年4月14日) ◇ ◇
防災情報システムを再構築
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:まず防災情報システムの再構築についてです。大阪府北部地震や平成30年台風21号の災害対応において明らかになった情報関係の課題に対しまして、包括的かつ抜本的に対処するために防災情報システムの再構築をいたしました。まず情報収集力の強化策としてライフラインの事業者等からの情報収集に加えて、政令市で初めて国のシステム、SIP4Dを活用し、震度分布図や交通状況等の災害情報をリアルタイムで収集します。併せて参集途中の職員や地域の自主防災組織等が災害映像を投稿できるようにし、被害状況の情報収集力を高めます。 また、分析力の強化策として、システムの地図上に複数のライフライン情報など重ねて分析をし、災害対策の指揮に活用をいたします。共有力の強化策としては、市災害対策本部だけではなく、各区の対策本部や避難所等とリアルタイムで情報共有をいたします。伝達力の強化策としては、専用のスマホアプリで指示事項を職員へ一斉配信し、伝達状況を把握するとともに、部署内や区役所、地域間、それぞれで情報共有する機能を提供いたします。
天王寺動物園の新施設「ふれんどしっぷガーデン」
さらに災害対策本部などに26台設置した災害情報モニターに、収集、整理した情報をリアルタイムで最大104画面に表示することで情報伝達のタイムラグを防ぎます。令和4年度中には発信力の強化策として、集約した災害情報について災害対策本部で整理をした上で市民の皆さんに公開をいたします。本システムを有効に活用し、迅速、確実に災害の情報を把握し、判断、指揮をしてまいります。 次に天王寺動物園の新施設、ふれんどしっぷガーデンについてです。天王寺動物園が地方独立行政法人化してから初の新施設、ふれんどしっぷガーデンを、てんしばゲート横に令和4年4月27日オープンをいたします。施設名は動物に触れるイメージを抱く触れ合いという言葉を使用せず、来場者が動物を敬い思いやる心を育むことを目指し、動物園が命名をいたしました。動物たちが自由に過ごすことができるように、これまでより広いスペースを確保しています。屋内エリアではテンジクネズミなどが観察できるほか、屋外エリアではヒツジやヤギなどの行動を間近で観察ができます。また、通年のイベントとして1日3回、各回30組に限定をして「みんなでつくる、あそびじかん」を実施します。穴が開いた容器に入ったおやつを転がしながら食べる様子を飼育担当員の解説を聞きながら観察することで、動物本来の多様な行動への理解を深めていただきます。 オープン記念式典としては当日、私も出席をし、テープカットをいたします。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、オープン直後の27日から5月の8日までと、以降、5月の土日はふれんどしっぷガーデンへの入場者数を制限させていただきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。より魅力的になった天王寺動物園で楽しむ中で、生き物の命の大切さを皆さんに知っていただきたいと、こう思っております。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、質問をお願いします。質問につきましては市政関連のみでお願いします。では幹事社の朝日放送テレビさん、お願いします。