なにわの春の風物詩「桜の通り抜け」3年ぶり開催
大阪の春の風物詩である造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」が13日午前、3年ぶりに始まり、訪れた人たちが咲き誇る桜を楽しんだ。 【写真特集】造幣局・桜の通り抜け「今年の花」の福禄寿
造幣局の桜の通り抜けは、昨年、一昨年と新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回は3年ぶりの開催となった。しかし、感染防止対策のため例年と違って「事前予約制」の形での公開となった。
3年ぶりの開催に、訪れた人からは「めっちゃきれい」という声も多く聞かれ、桜の前で記念撮影をする人や、両手をのばして携帯電話のカメラで桜のトンネルを撮影する人の姿が多くみられた。
造幣局の広報によると、集まった来場者が密になるのを避けるため、開門は約10分ほど早めた。13日現在、桜は6分咲きからほぼ満開と見ごろを迎えている状態だという。 広報担当者は「今回は人数制限という形ですが、来場者の皆さんに楽しんでいただけて良かったです。でも、1日も早く人数制限なしで開催できるようになってほしいですね」と話していた。 (取材・文:具志堅浩二)