天王寺動物園に「ふれんどしっぷガーデン」今月27日オープン
大阪市天王寺区の天王寺動物園は14日、現在のふれあい広場を移転リニューアルし、今月27日に「ふれんどしっぷガーデン」をオープンさせると発表した。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例会見(2022年4月14日)
同園によると、この施設は「人と共に生きる動物の意味と、そのあたたかさを知る」ことをコンセプトに整備を行い、動物を間近に観察することによって生命の尊さを知ることができる施設となっているという。 動物にさわるイメージである「ふれあい」という言葉は使用せず、来園者が動物を敬い、思いやる心をはぐくむことをめざして、施設名を「ふれんどしっぷガーデン」とした。同施設ではテンジクネズミやヒツジ、ミミナガヤギなどを展示する。 施設のオープンは27日午前11時半となっている。また、新型コロナウイルスの感染症対策のため、27日から5月8日、5月の土・日曜日は、入場者数を制限するとしている。
14日午後に大阪市役所で松井一郎市長の定例会見が行われ、松井市長はこの施設のオープンについてもふれ「この施設をきっかけに、ただ動物をかわいがるではなく、うやまう気持ちを持って動物に接していただく施設になれば。今後も動物園にはこういう取り組みをがんばっていただきたい」と話していた。