大阪市・松井市長が定例会見4月14日(全文1)万博シャトルバスは環境負荷ゼロ目指したい
防災情報システム再構築の狙いは
朝日放送テレビ:ABCの尾崎です。では先ほどの項目で質問を2点お願いします。1つは防災情報システムの再構築に関してなんですけども、過去の災害をご覧になって、市長から見ますと市の対応、あらためてですが、どういった反省点、どんな課題を感じていらっしゃったでしょうか。それを踏まえて今回の新システムではどういう部分を強化した、一番の狙いというのはどういったところになるでしょうか。 松井:過去の災害時では、災害現場との連絡は主に電話やメールで実施していましたが、災害対策本部で被害状況を把握するまでに時間が掛かる上に、指示事項が現場で活動してる職員にまで伝わらないということが課題になっていました。そのため現場で活動している職員などが災害現場で画像を撮影して報告すると、瞬時に災害対策本部をはじめ、全ての所属での共有可能となる機能や、職員への指示事項を一斉配信ということで既読者が分かる、そういう機能を実装したスマートフォンアプリを導入し、災害情報の収集、伝達力の強化というものをいたしました。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。では次の項目の天王寺動物園の新施設ですが、これ、動物たちの表情を非常に身近で感じられるという工夫を凝らした施設かなというふうに思います。こういった新施設に、市長としてはどんなことを今後期待され、また、こういう新しいアイデアというのをどんどん出していこうという動物園の姿勢ですね。こういったところはどう評価していらっしゃるでしょうか。 松井:天王寺動物園は人にも動物にも優しいという動物園を目指して、動物福祉に配慮した取り組みを法人化以降も、これ、進めていただいています。新施設のコンセプトは動物と触れ合うということではなくて、その姿勢を反映して動物への思いやりに触れる施設となっています。この施設をきっかけに、ただかわいがるということではなくて敬うという、そういう気持ちを持って動物に接していただく、そういう方が増えることを期待しているところです。今後も動物園にはこのような取り組みを頑張っていただきたいと思っています。 司会:次の質問をお受けします。ございますでしょうか。毎日放送さん。