猫ひろしコロナで打撃、めげない秘訣とは 後輩家族が感染も…
コロナ禍で影響を受けている芸能人は多い。猫ひろしもその一人。ラジオ番組で共演している後輩芸人の家族がコロナに感染してしまったのだとか。それだけでなく芸人としての仕事が激減すると同時に、カンボジア代表として出場を目指していた東京オリンピックも延期と踏んだり蹴ったり。「大打撃です。お笑いライブをはじめ、マラソン大会のゲストや講演会もなし」と深刻な状況だが、目は輝いている。どうやってモチベーションを保っているのか、オンラインで話を聞いた。
走るだけでなく後進の指導やサポートにも意欲
「一緒にラジオ番組『猫ひろしの木場RUNラジオwithチェリー吉武』(レインボータウンFM)をやってる後輩のチェリー吉武の奥さん(お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子)がコロナにかかって、僕たちも2週間ほど番組を休んで様子をみたんです。幸い奥さんも元気になり、チェリーも感染しておらず、僕たちも大丈夫だったんでひと安心でした」 ひとまず感染はなく胸をなでおろした猫だが、東京オリンピックの延期はショックだったようだ。 「昨年12月に、メダルが取れればオリンピック確実といわれた東南アジアの大会に出場したんですが、他国の選手に負けてメダル圏外に終わりました。ただ、可能性がある限りは諦めたくないと、3月の東京マラソンで自己ベストを出してアピールしたいと思っていた矢先、コロナの影響でエリート選手のみ出場となって出れなかった。その他カンボジアでの大会も次々となくなり、オリンピックの選考基準もどうなるかわからない状況です」 ただ練習だけはしておこうと、3密を避けられる場所でのランニングを続け、室内では筋トレを欠かさない。 「次にオリンピックが開かれて、もしそのとき僕が出れなくても他のカンボジアの選手がマラソンに選ばれるのなら、全力でサポートしたい。若い選手たちから、練習メニューを作ってほしいという声があるんです。生涯現役で走り続けるつもりですが、最近は指導やサポートにも興味を持っています」