「閉経じゃなくて妊娠してたの...」46歳妻からの突然のLINE。「生」を喜んでいた「年上夫」の誤算とは
女性の晩婚化や生き方の多様化に伴い、40歳以上で出産する人が増加している。一般的には初産の場合は35歳、経産なら40歳以上での出産を「高齢出産」と呼ぶが、これは医学的な定義ではないそうだ。 「久々にヤっちゃった」同窓会で中学時代憧れの彼とワンナイトラブした女友達は本当に罪人なのか?50代のオバさんがモテる唯一の理由と妬みの行先 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、高齢での出産についてこう指摘する。 「キャリアを積んでいるうちに出産する機会を逃して高齢出産となる方もいれば、お子さんが欲しいのになかなか恵まれず、不妊治療に時間がかかって晩産化するケースもあります。 しかしそれ以外にも、40歳以上の高齢出産世代に意外と多いのが望まない妊娠です。確かに一般的には、年齢を重ねるごとに妊娠しにくくなり、40歳での自然妊娠確率はわずか5%程度になると言われています。 しかし、こうした情報を鵜呑みにして「妊娠することはないだろう」と思い込んでいる人が妊娠し、産むかどうかで悩むという話は珍しくありません。望もうとそうでなかろうと、宿るのは命。大人世代も責任を持って家族計画を行うようにしましょう」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回は、46歳で想定外の妊娠をした時の夫の反応に対して「不信感」を持っているという女性に話を聞いた。聞けばこの女性、不妊治療を諦めたあと3度自然妊娠したという。 「私の母は39歳の時に早発閉経したんです。それで、『遺伝するからあんたもきっと早いわよ。子供作るなら早くしなさいって』若い頃から言われ続けていたんですよね。その思い込みもいけなかったんだと思う」 こう話すのは46歳の専業主婦・境田真知子さん(仮名)。会社経営者の夫とともに2児を育てている。 「32歳で結婚してから全く子供に恵まれませんでした。それで、検査後に不妊治療を続けたんですが、心身だけじゃなく費用的にもとてもキツかったので36歳でやめたんです」 しかし真知子さんは、不妊治療をやめたあとで自然妊娠したという。担当医は「不妊治療で体が活性化したのかもしれない」と治療が奏功した説を強調したそうだ。 「第一子を出産したのは39歳でした。私たち夫婦の生活は激変しましたが、変わったのは生活だけではありませんでした」 出産後に自分の体質が変わったのがわかった、と真知子さんは言う。