「閉経じゃなくて妊娠してたの...」46歳妻からの突然のLINE。「生」を喜んでいた「年上夫」の誤算とは
「ひどかったアレルギーがかなり軽くなりましたし、前は凄く冷え性だったのに、指先がいつも温かくなって……」 子供を授かることはないと思っていただけに、出産後しばらくしても、自分が母親になった実感がなかなか持てなかったと話す真知子さん。 「1人でいいから欲しいと思っていたのに、1人産んだら欲が出てきて、結局うちは理想だった2人きょうだいになったんです」 5歳年上の夫は現在51歳。お子さんの幼稚園の行事に出かける時などは、「俺、じいちゃんに見えちゃうかな?」と見た目の老化を気にしているという。 「今お腹にいる子が幼稚園に行く頃は、実際におじいちゃんに見えているかも」 そう話す真知子さんは、現在第3子を妊娠中である。この第3子は「思いがけず授かった子」だったそうである。そのいきさつを聞いた。 「44歳で第2子を出産しましたが、その子は全くミルクを受け付けず、母乳不足の時は苦労しました。でも、助産師さんの教えどおり頑張っていたら、努力の甲斐あってそのうちびゅーびゅー出るようになったんです」 第2子を母乳だけで育てていた真知子さんは頻繁に胸が張るので、夫との夜の営みが苦痛になり、できれば避けたかったという。 「でも夫は、私の生理が再開する前にたくさんしたいと思っていたようです。生理が来れば『妊娠の準備』となり、避妊しなければならないので……昔は『妊娠しづらい妻』だと思い込んで避妊なしでされ、今度は『しだめ』とは……」 避妊具なしで度々真知子さんに夜の行為を求めてきたという夫。その1人よがりな性と真知子さん夫婦に起きたいざこざは記事の後編にて詳報する。 取材・文/中小林亜紀 PHOTO:Getty Images