大阪都構想 住民説明会10月4日午前(全文1)二重行政解消と住民サービス充実目指す
大阪市を廃止して4つの特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(11月1日投開票)に向けて、大阪市は4日午前、大阪市天王寺区内のホテルで住民説明会を開いた。 【動画】「大阪都構想」住民投票に向けた説明会を開催(2020年10月4日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「大阪都構想」住民投票に向けた説明会を開催(2020年10月4日)」に対応しております。 ◇ ◇
出席者の紹介
司会:大変長らくお待たせいたしました。定刻になりましたので、ただ今より、特別区設置協定書に関する住民説明会を開催させていただきます。初めに本日の出席者をご紹介いたします。松井大阪市長です。吉村大阪府知事です。24の区長で構成する区長会議を代表いたしまして、吉田大正区長です。朝川大阪市副市長です。山口大阪府副知事です。 続きまして事務局をご紹介いたします。手向副首都推進局長です。大下副首都推進局制度調整部長です。私は本日の司会を務めさせていただきます、【マツヤマ 00:01:33】と申します。どうぞよろしくお願いいたします。それでは開会に当たりまして松井市長よりごあいさつを申し上げます。 松井:おはようございます。 複数:おはようございます。
長期的な視点で大阪の将来を描くことが重要
松井:松井でございます。本日は住民説明会にご参加をいただきまして誠にありがとうございます。また、YouTubeで区役所など視聴会場やご自宅でご覧の皆さん、ご視聴いただきましてありがとうございます。11月1日には大阪府、大阪市の両議会で承認されました特別区設置協定書を基に、特別区を設置することに賛成、反対かご判断をお願いすることとなります。本日は皆さんにご理解いただけるように精いっぱい努めさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症でこれまでと違った生活を強いられて、日々大きな不安を感じておられると思います。コロナ対策につきましてはこれまでにない、府市連携の下、体制をしっかり進めていますが、今後も吉村知事と力を合わせ取り組むとともに、コロナ後を見据えた大阪の再生、成長、住民サービスの充実をどのように図っていくのか、そのために必要な土台、どんな仕組みがふさわしいのかということも長期的な視点で大阪の将来、これを描くことが非常に重要であります。 特別区制度、いわゆる大阪都構想は、府市の役割分担を徹底し、広域的な仕事を担う大阪府と、住民に身近な仕事を担う特別区に再編するもので、二重行政の解消と住民サービスの充実という2つの柱を目指しております。 大阪の未来をどのように、より良いものにしていくのか、次の世代にどのような形で引き継いでいくのか、皆さんのお1人お1人に大きな判断をいただくことになります。本日は制度の仕組みや意義を説明し、皆さんからの質問にも丁寧にお答えをしてまいりますので、ご理解をよろしくお願いします。最後までお願いします。 司会:それでは本日の進行につきまして、私から簡単にご説明させていただきます。まず事務局よりお手元のパンフレットに沿って、特別区設置協定書の概要を30分程度でご説明させていただきます。その後、松井市長、吉村知事から大都市制度改革の必要性や、特別区制度により目指すものについてご説明し、皆さまからのご質問にお答えさせていただきます。説明会の終了時刻は12時30分を予定しております。限られた時間の中、円滑に進行するため、ご協力いただきますようお願いいたします。それでは早速ですが事務局よりご説明申し上げます。