JR大阪・新大阪駅に無料検査場「陰性確認の上、帰省を」大阪・吉村知事会見8月3日(全文1)
病床使用率、重症病床は9.7%、軽症・中等症病床は65%
ただ、いずれにしても非常に高齢者施設多い、また高齢者施設はハイリスクの方がいらっしゃいますので、ここの対策は今後も引き続き強化していく必要があると思ってます。 病床使用率です。重症使用率については、重症病床については9.7%という状況です。重症者はそこまで多くないというのが第7波での現状だと思っています。一方で中等症、軽症についてはやはり多いという現状です。現在の病床使用率、軽症、中等症に限って見ると65%という状況です。 宿泊療養施設、これは47%で50%弱になっています。感染者が多いということで、やはりここも増えているという状況です。 まず、これからお盆休みに入っていきます。お盆休みに入りまして、帰省を考えておられる方も多いと思います。帰省について、これはやめましょうとは言いません。ただ帰省をする場合、おじいちゃん、おばあちゃんと久しぶりに会うということになりますので、感染対策をしっかり取った上で帰省をしていただきたいと思います。その方法としましても、やはり検査というのが非常に有効だと思いますので、帰省する前には無症状の検査場がありますから、そこで検査をしていただきたいと思います。 大阪においてはこの無料検査場というのをかなり広げてきまして、今、約1200の無料検査場がありますので、これは症状ない人用です。そういった検査場がありますから、ぜひそういったところを活用してもらいたいと思います。当然症状が出た場合は控えていただきたいと思います。その中でも特にこのお盆期間ということで、ターミナル駅の中、ターミナル駅のまさにその場所に設置を、特設会場としての検査場を設置いたします。8月5日から8月18日まで臨時の無料検査場を設置いたします。
お盆帰省の折には無料検査場の活用を
場所はJR新大阪駅です。これはやっぱり新大阪を使う人が多いということです。1階のバス乗り場付近。ゴールデンウイークになったとこと同じ場所です。そしてJR大阪駅にも3階の連絡橋付近でやります。この無料検査場で、そこで、検査時間はだいたい15分から30分、その場所で抗原検査キットで、ご自身で検体を採取していただいてやるという方式になります。それ以外にも無料検査場たくさんありますので、ぜひこの夏、お盆でおじいちゃん、おばあちゃんに久しぶりに会うんだという方は、こういった無料検査場を活用して、陰性であるというのをしっかり確認した上で、そして感染対策を取って会っていただけたらというふうに、帰省していただけたらと思います。 それからBA.5対策強化地域に大阪府も入っていきます。これについてです。まずBA.5対策強化宣言というのがありまして、この宣言の対象となるのは病床使用率がおおむね50%を超えていると。そして入院患者がおおむね中等症以上とするものである場合。医療も逼迫しているような状態の場合は、BA.5対策強化宣言。そしてその宣言に指定されると、対策強化地域ということになります。ただ、おとついに事務連絡が来まして、すでにBA.5対策強化宣言と同じような、同趣旨のことをもうすでに宣言としてやっているところについては、もう宣言の必要はないと。ただし、対策強化地域に指定を受けることができるという事務連絡が国から届きました。 これがその中身ですけども、すでに医療の負荷の増大等に関する都道府県独自の宣言や警報を発している場合には、あらためてBA.5対策強化宣言を発出する必要はないという事務連絡も来ています。ただ、その場合でも、これは状況は同じわけですから、BA.5対策強化地域に指定を受けると、位置付けるということは可能だというものがあります。 ですので、大阪においてはもうご承知のとおり、この50%以上というのを「大阪モデル」の赤信号の基準とし、そして医療非常事態宣言を出しました。また、高齢者の方であったり、あるいはその同居のご家族の方に、リスクの高い場面は今はなんとか控えてくださいというようなお願い等もしているところです。この内容は、ほぼBA.5対策強化宣言と同じですので、この発出をする必要はないというとおり、発出はいたしませんが、ただ、やはりその要件としてはもう重なっているわけですから、BA.5対策強化地域の指定を受けることとします。