「築58年の古びた平家」を148万円で購入→リノベ後の素敵なお家に衝撃!2児の母がこだわったポイントは
珪藻土の塗り壁材でDIY
リノベーションは基本的にプロの業者に依頼し、あまりDIYはしていないといいます。 「よくDIYしているのか聞かれるのですが、私は難しいことはできないし、張り替えなど失敗したくないので、基本的には職人さんに頼るようにしています。ただ、和室やリビング、洗面所などの砂壁の塗り替えと、襖の張り替えは自分でしました」 「古い砂壁は汚く見えるのと、ポロポロと崩れて掃除が大変だったので、珪藻土の塗り壁材を自分たちで塗ることにしました。職人さんに頼むとすごく費用が高かったのと、素人がやったほうがムラが出るので味があっていいなと思ったんです。塗ってから乾くまで、季節などによるとは思うのですが5時間くらいだったと思います。和室はラベンダーグレイ、リビングは明るいラベンダーにしました。リビングにある襖はエメラルドグリーンに張り替えました。ただ、一部張り替えを失敗してしまいました(笑)」
まさかの事実発覚で150万円の追加費用?
リノベーションで最大のピンチは、途中でシロアリ被害が見つかったことだったといいます。 「購入時の不動産屋さんの調査ではシロアリ被害は見当たらないという話だったのですが、リノベ工事の途中で発覚して……。駆除業者に150万円かかると言われて契約したのですが、こんなに費用がかかったら他のリノベができないと途方に暮れました。 友人に話したら、『家の値段より高いじゃん』と言われて(笑)。それもそうだと思って、お世話になっている工務店さんに相談したら、『それは高すぎる』と、知り合いの駆除業者の方を紹介してくださり、40万円ほどで駆除できることになりました。最初の業者がぼったくりだったわけではないのですが、駆除の方法によって費用が大きく変わるので、いくつかの方法を検討したほうがいいと思います」 <取材・文/都田ミツコ> 【都田ミツコ】 ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
女子SPA!